美川憲一さん、79歳。
去年9月、心臓の機能が低下する「洞不全症候群」のためペースメーカーを取り付ける手術を受けたことを発表。
その後、ふるえや筋肉がこわばるなどの症状が出る指定難病・パーキンソン病であることを明かし、活動を休止していました。
復帰後、テレビの単独インタビューを受けるのは『ノンストップ!』が初。そこで語ったこととは…。
美川憲一さん:
すごいショックでした… やっぱり気弱になって、死というものをね、背中にあるのを感じました。もう本当、久しぶりですもんね。『ノンストップ!』も。
――今回、取材を受けていただきありがとうございます。
よく見てますから。さっちゃん(小林幸子)なんか暮れに出たそうじゃないですか。コロッケも。
きょうはもう、みなさんに元気になった姿をぜひ見ていただきたいと思って。やっぱり今たくさん病と闘っている方がいっぱいいらっしゃいますでしょ。
私もこうやってパーキンソンになっても、こうやって元気で闘ってるんだから、あんたたちも頑張んなきゃダメよという、そういう気持ちできょう来ました。
――今は体調的にいかがですか?
すごくいいですよ。ただね、疲れやすいことは疲れやすいですね。
『さそり座の女』や『柳ケ瀬ブルース』など数多くのヒット曲を持つ美川憲一さん。
歯に衣着せぬ発言で“芸能界のご意見番”としての顔を持ち、今年で芸歴は61年を迎えます。
ノンストップ!でも、幾度となく美川さんを取材させていただきました。
2018年3月取材時「骨折した美川憲一も、ノンストップ!」
最後に『ノンストップ!』が美川さんを訪ねたのは去年2025年7月、コロッケさんとのジョイントコンサート。
このときは元気な姿をみせていましたが、体調に異変を感じたのは、この公演後すぐのことだったといいます。
病が判明「死が背中にあるのを感じた」
美川憲一さん:
8月12日にロスへ行ったんですよ。向こうにマンションがあるもんですから、ちょっと気晴らしに行こうかなと思って。それで私、たまたま一人だったんです。
その時倒れたんですよ、無意識。分からなくて。それで27日にロスから帰ってきて。
小林幸子さんのご主人の紹介で(病院に)行って診てもらったら洞不全症候群という病気で、それから1ヵ月半ぐらいの間に、なんか足がちょっともつれたりして力が入んないなっていうのがあって。
この際、診てもらおうということで調べてもらったら、パーキンソンだったんです。その方がショックで。 もう一生治らない病気っていうことで、ああ、これは病と闘っていかなきゃいけないなと思って。
パーキンソン病とは、ふるえや筋肉がこわばるなど生活動作に支障が生じていく進行性の神経疾患。進行すると歩行障害や転倒、認知機能の低下なども現れ、寝たきり状態になる場合もあるといいます。
美川憲一さん:
本当、今まで死を、自分が死ぬっていうことを考えたことなかったんだけど、やっぱり改めて死が近づいたのかなって…。
(入院中は)もうつらくて面会もできませんからね。もうみんな心配してメールをいっぱいいただくんですけど、逆にね、つらくて、入院したことがないから。もう休んだことなくて、どっちかっていうと仕事が好きな人間でしたから。
でも、これは「神様が少し休んだ方がいいよ」っていう、そういうお知らせなのかなと思いながら、自分に言い聞かせました。
でも本当はね、やっぱり気弱になって、死というものをね、背中にあるのを感じました。
でもこれは前に進まなきゃいけない。 もう病気だなんて言ってる場合じゃないと思いながら。 私はしぶとく頑張るんだからって言い聞かせながら、それで日々努力していました。あの、こう、弱くなる自分が嫌なんで…。
入院中、筋力が落ちてしまい一時は歩くことすらできなかった美川さん。現在は日々、リハビリに励んでいるといいます。
