5月27日、映画「雄獅少年/ライオン少年」の 公開記念舞台挨拶が行われ、 日本語吹替版の声優を務める花江夏樹さん、桜田ひよりさん、山口勝平さん、落合福嗣さん、山寺宏一さんが登壇しました。
本作は、中国発のCGアニメーション映画。獅子舞バトルで自らの人生を切り拓いていく少年たちの姿を描いています。
桜田ひよりに花江夏樹がアドバイス
花江さんは、作品に登場する繊細で美しい獅子舞について「モフモフしたい気持ちになる、顔をうずめたくなるような毛並みで、CGアニメならではの表現だなと思いました」と称賛。
普段、アドリブを得意とする山寺さんも、本作の映像の美しさに「この作品に関しては、映像がビックリするくらいキレイで、表情も緻密なので、なるべく寄り添うようにやらせていただきました。実写とアニメの中間のような感覚でした」と語りました。
主人公と同じ名を持つヒロインの少女・チュンについて、演じた桜田さんは「芯の強い女性だなと第一印象で感じて、憧れを詰め込んだ女性というイメージでした」と魅力を力説。
また、この日は、昨年末に20歳になったばかりの“Z世代”である桜田さんが、人生の大先輩でもある他のキャスト陣にさまざまな質問、人生の相談をするというコーナーが行われました。
桜田さんが「自分が大人だなと思えた瞬間は?」と質問すると、花江さんは「晩酌が楽しみになったこと」と回答。
山寺さんは「他人におごった時」、落合さんは「お刺身にワサビをつけて食べられた時」と答えました。
山口さんは「背が低いせいか、『大人になった』というのがないんですよね…。早く大人になりたいです(笑)!」と笑顔。
続いて、「10代、20代のうちに経験しておいた方がいいことは?」聞かれると、花江さんは「20代のはじめぐらいで、お酒でメチャメチャ失敗していて、いろんな人に怒られました。エレベーターで出版社の偉い人に囲まれながら吐いたり、ゴミ捨て場で寝たり…」とお酒の失敗を告白。
そんな失敗も貴重な経験だと説く花江さんに、山寺さんは「ひよりちゃんは、しない方がいいと思います!」とツッコミました。
桜田さんは、「良いアドバイスを伺いました!」とにっこり。花江さんや山寺さんからは「桜田さんが一番大人!」と声が上がりました。
映画「雄獅少年/ライオン少年」は、公開中。
配給:ギャガ
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