まさき(柏木由紀)は全方位型で愛される主人公
キレイだし仕事もできるんだけど、自分はもう年だしおばさんだからって自虐しちゃう主人公・まさき(柏木由紀)は、昔からさして良い恋愛してなくて、その因果応報(?)で、謎に、“元カレ”から無理矢理、猫を預けられることになるんだけど、その猫ってのが、急に関西弁で喋り出して、とはいえ良い助言してくれたりして、そんな最中、実はいい感じの年下の部下からアプローチされて…うん、もう!!その恋の!?…行方は!?ドッキドキ!!みたいな、あらすじ。
うん、そう、自分で書いといてなんだけど、ありきたりなんだか、斬新なんだか、迷子になってしまいそうなストーリーライン。
だって、この手の恋愛疎(うと)い系キャラの主人公って、正直言って新鮮味はないし、でもそこへ、元カレから猫が無理矢理預けられるというオリジナリティが加わったかと思ったら、まさか猫がしゃべる!(かつ関西弁)という要素も加わっちゃたもんだから、それはもう、要素過多であり、なにを描こうとしているのか見失いそうになる。でも、だけど、心配ご無用(当然)。
まさきを演じる柏木さんが、ダメな男を好きになっちゃって…(!?)という“ありきたり”を圧倒的なキュートでカバーしてるのは当然こと、不思議に味わい深いリアリティを生み出していて、あざとさもゼロだから、全方位型で愛される主人公を見事に演じてくれています。
で、そんな主人公を惑わすのが、主人公の部下である矢代くん(甲斐翔真)。その、矢代くんが、「元カレ」から「猫」を「無理矢理」に「預けられる」&「猫」は「関西弁喋る」という情報過多を一掃してしまう!!という、とてつもない破壊力をみせます。
正直なところ、終盤の怒涛の矢代くんの魅力ラッシュによって、「元カレ」も「猫」も「関西弁」も「喋る理由」も「預けられた真相」も、何もかもどうでもよくなってしまうほど、矢代くんが、グイグイ!!グイグイきます。
だけど、それにちっとも動じず、“気づかない”まさきの鈍感力。もどかしい。もどかしすぎる!!
いやいや、一体全体、このドラマ、おっさんをどうしてくれんねん(シランガナ)!!っというほどの、全性別×全年齢対象 “沼る”こと間違いなしのラブコメディ!!
いや、わかってる、わかってるよ!?「関西弁」を「喋る猫」が、かわいいし癒されるってのは、いわずもがな!!!いわずもがななんだけど、とにかく、必見!!!
