歌い手・Adoさんが合同取材に出席。自身が作詞作曲を手がけた新曲「ビバリウム」の手応えや、“Ado”という名前に込められた「誰かの人生の脇役になりたい」という思いについても語りました。
自身が作詞作曲を手がけた新曲は「今の私ができる一番良い楽曲」
小説『ビバリウムAdoと私』を元に作られ、Adoさん自身が作詞作曲をした新曲「ビバリウム」が、2月18日に配信リリース。
Adoさんが自ら作詞作曲を手がけるのは、2024年10月に発表された「初夏」以来、2曲目となります。
――新曲「ビバリウム」はどのような楽曲になっていますか?
今回、私が作詞作曲した楽曲は2曲目のリリースになります。
この「ビバリウム」は今の私が完全に新しく書き下ろした楽曲で、小説『ビバリウム Adoと私』にちなんで、私が私に語りかけるような、私が私自身のことを書いた、刹那的でロックなバンドサウンドの楽曲になっています。
――作詞作曲は前と比べてどのような手応えがありましたか?
「初夏」は高校2年生の16、17歳くらいの時に書いた楽曲に、新しく手を加えたものです。なので、新曲「ビバリウム」は今の私が一から作った楽曲でもあります。
また、小説とも重ねている部分もあるので、前作とは違ったテイストで、書いてみたいこと、歌ってみたいことも全然違うので、今の私ができる一番良い楽曲になったんじゃないかなと思います。
――作詞作曲をするときの“マストアイテム”はありますか?
私はDTMなどあまり打ち込みをして作曲はせず、最近はギターでコードを流しながら、作詞作曲することが多いです。
鼻歌ができて、弾けるコードにあわせて歌をあわせたり、アコースティックギターでコードを弾きながら、メロディーをずっと繰り返して、サビを作ったりしています。
――仕事や制作を終えて疲れた時に、ご自身を元気にする方法や、日常的に行なっているルーティンなどありましたら、教えてください。
最近はふかふかな椅子を買ったので、疲れた時はそこに座って、恋愛ドキュメンタリーやドラマを見たり、見ながらゲームをしています。
好きなゲームをして、時間も気にせずリラックスすると回復します。
「Ado」という名前は、小学校の国語の授業で出会った狂言の「シテ(主役)」と「アド(脇役)」に由来。
最初は、この言葉の持つ響きのかっこよさに惹かれて名乗っていたそうですが、後に主役のシテを支えるのが脇役のアドだと意味を知ると、「歌を通して、聴いてくれる人を支える存在になりたい」「誰かの人生の脇役になりたい」という強い思いが備わりました。
――世界的なスターとなった今でも、Adoさんは「主役(リスナー)」を支える「脇役」でありたいというスタンスは変わらないのでしょうか?ワールドツアーなどを経て心境に変化はありましたか?
心境に変化はなく、むしろワールドツアーを通して、私の歌を聴いてくださるリスナーのみなさんや、関わってくださる周りのみなさん、そして私の歌を知らない方にも、Adoという活動で、誰かの人生の脇役として、私が誰かの人生を幸せに導けたら、支えられたらいいなと思い続けてきました。
ワールドツアーを経て、日本だけでなく、世界中のみなさんと感動を分かち合うことができたらいいなと、ステージで歌っているときに何度も感じたので、これからもそういった思いを持って活動していきたいと思います。
――ありがとうございます。最後に、ファンの皆様へメッセージをお願いします。
今回の小説『ビバリウム Adoと私』もですし、作詞作曲をした新曲「ビバリウム」もですが、何が変わるわけでもなく、“ビバリウム”というのは私自身を大きく表したものです。
もちろん驚きだったり、みなさんにとって新しい発見や新事実も小説の中では語っているかもしれませんが、“私が私”ということは変わりませんし、これからも私のまま進んでいくので、その背中をどうか見守っていただけたら嬉しいなと思っています。

