<荒木哲郎 コメント>
『甲鉄城のカバネリ』放送10周年おめでとう、なのですが、この作品ばっかりは「自分が産んだ」という自負でいるので、図々しいですが「ありがとうございます」と言わせてください!
もちろん多くの方々と一緒に作った作品ではありますが、最初は自分の小さい机から、どうか通じてくれと祈る気持ちで放った企画です。“カバネリ”という言葉がこの世に存在しないか検索をかけて、ひとつも出なかったのを見てガッツポーズしたのを覚えています。
それがありがたいことに、多くの仲間に恵まれ、やがてファンのみなさんにも恵まれ、あと遊技機さまにも恵まれ、コンテンツとして10年も現役を保つことができました。望外の喜びです!本当に、ありがとうございます!
でもやはり、この作品が自分にとって最も大切なものになったのは、主人公の生駒、無名のキャストお二人が、現実にご結婚されたからです。この嬉(うれ)しさは何だろう。
何か、「俺が間違っていなかった証拠」みたいに思えたんですよ。収録時のふたりの様子を見ながらキャラクターをチューンしていったこのフィルムには、確かに“本当のもの”が込められている。
何もかもがうまくいった作品ではないけど、ある種の真実が焼きついている。それならばもうこれは、宝でしょうよと。だから、自分は今後も、この宝を大切にしていくつもりです。
