2018年より毎年、エンターテインメントのバックステージに長期密着し、好評を得てきた『連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME』。そのSeason5の第4弾として、関ジャニ∞が特集されている。
2022年12月。3年ぶりにドームに帰ってきた関ジャニ∞。彼らがそこにたどり着くまでの道のりを追った。
2月17日(金)の放送は、Episode3「リハーサル!」。
<関ジャニ∞が築き上げてきた絆「音が止まっても、絶対大丈夫な5人」>
<アイドル歴約20年の村上信五が後輩に贈るアドバイス「みんな明日には忘れてるで!」>
横山裕が一からギターを始めた理由「パワーダウンしたと思われるのが嫌」
関ジャニ∞が5人体制となったのは、2019年。47都道府県の小さな会場を回るツアーから、再スタートを切った彼らは、そのツアーのMCで「もう1回ドームに立ちたいよね」と語り、「ドームで会いましょう」とファンと約束を交わしていた。
2022年11月。その約束を果たすことになる、ドーム公演のリハーサルがスタート。
今回バンドコーナーのために選んだ曲は、初めて5人で演奏する曲がほとんど。演奏しながら、かつては7人で歌っていた歌詞を、5人で分けて歌わなければならない。その状況に大倉忠義さんが「しんどい」とこぼせば、安田章大さんも「大変忙しいな!」と同調する。
しかし、これまで避けてきた曲に挑戦するメンバーの姿に、安田さんは「『もうやれないかもな』と思っていた曲を『なんとか5人で振り分けてやっていこうぜ』っていう気持ちに切り替わってる気がする」と、グループの前向きな変化を語った。
5人体制となって以降、ボーカルや楽器担当の割り振りも一部変更している関ジャニ∞。中でもメンバーを驚かせたのは、未経験からギターを始めた横山裕さん。これまでパーカッションとトランペットを担当していたが、「単純にパワーダウンしたなと思われるのが嫌なだけで」と、ギターを始めた思いを明かす。
そして、「僕が抜けたメンバーの分を補えてるとは思ってないけど、やらなきゃいけない」と言いつつ、「やるからにはお客さんを喜ばせたい」と、練習に励んでいた。
ドーム公演に向け、避けていた曲にも改めて挑戦する姿に「もう一度やろうと思ってくれたことがすごくうれしい」「普通に考えて、5人で分けると担当がすごく増えて大変なのに…ありがとう」と、SNSには感謝のコメントが。
また、40歳を超えてから未経験の楽器に挑戦し始めた横山さんに対しても「グッときた」「本当に大変だったよねヨコ(横山さんの愛称)」「横山さんがギター頑張ってるから私も頑張る」など、感激するファンが多く見られた。
嵐の楽曲「Monster」を踊ることに込められた思い
さらに5人は、他グループの楽曲をカバーするコーナーで、関ジャニ∞とはあえてテイストの違うグループのダンスに挑戦することに。番組で密着した嵐の楽曲「Monster」の練習では、メンバーそれぞれ「あぁ~」「ごめん、こっちや!」などと悲鳴にも似た声をあげながら振りを覚える姿が。
安田さんは、苦労しながらも挑戦する意味を「40(歳)になったおじさんたちが、一生懸命(踊っていたり)…ダンスが得意じゃないジャニーズが踊るダンス曲とか、そこに意味がある気がする」と語る。
また、「なんとか7人の面影に負けないようにって思っていたら、コロナに負けて。47ツアーをまわり切って、絶対ドームに戻ろうと思っていたのに戻れなくて。(関ジャニ∞の)新しいカタチ作りになる大きなきっかけが、ドームになるのかな」と、今回のドームツアーに対する強い思いも明かした。
あえてダンス曲に挑戦する5人に「いつも上を見ていてカッコいい」「Monster、リハではこんなにわたわたしてるのに、本番ではきっちり揃っててさすがだった」という声が多数。
また、安田さんのドーム公演に対する思いについては「コロナに負けたって言ってるけど、あのとき私の心は救ってくれた」「7人だったころのことを一番痛感してるのは5人だよね」「すべてのことを一緒に乗り越えようとしてくれているのがうれしい」と、さまざまな意見がSNSに上がった。
そして、番組では、関ジャニ∞がデビュー間もないころからコンサートで披露しているコント「エイトレンジャー」のリハーサルの模様も紹介。「風間(俊介)くんの落ち着いたナレーションのなか、わちゃわちゃする5人に笑った」「(エイトレンジャーのトランスフォームの確認で)あれだけ爆笑できるっていい空気」と、ほっこりとした気分になった様子のファンが多数見られた。
次回、2月24日(金)は、ドームの舞台に初めて5人で立つ関ジャニ∞の姿に密着。彼らはどんなステージを作り上げたのか。