10月14日(月)放送のフジテレビ『シャーロック』第2話に、岸井ゆきのと三浦透子の出演が決定した。
第2話は、 15年ぶりに月9出演を果たす菅野美穂が、敏腕弁護士・青木藍子(あおき・あいこ)役で登場し、ある女性の死を巡り、誉獅子雄(ほまれ・ししお/ディーン・フジオカ)と藍子による白熱の心理戦が展開される。
岸井が演じるのは、 藍子が所長を務めるダーリントン法律事務所の事務アルバイト、河本美沙(こうもと・みさ) 。
三浦は、 かつて藍子のクライアントだった女性、山下佐和子 (やました・さわこ) を演じる。
『モンテ・クリスト伯 −華麗なる復讐− 』以来の共演となるディーンや、当時のスタッフと久々に再会した岸井は「なんだか懐かしい気持ちで撮影することができました」と喜びを表現。さらに、『モンテ・クリスト伯』で鼻血を出し、泡を吹いて気絶するという強烈な演技を披露した岸井に対し、ディーンが「(今作の演技は)物足りなくない?(笑)」と、ジョークを交えて話しかけたことを明かした。
一方、三浦は女優としてめざましい活躍を続ける一方で、最近ではメガヒットを記録した新海誠監督の映画『天気の子』(2019年)の主題歌にボーカルとして参加。
楽曲制作を務めたRADWIMPSの野田洋次郎や新海の心を揺さぶる歌声が大きな話題を呼んだ。今作の出演にあたって三浦は「どんな世界観のドラマに仕上がっているのか想像ができず、完成がとても楽しみです」と期待に胸を膨らませる。
<岸井ゆきのコメント>
人を守ろうとする思い、法律、犯罪…。色々なものが混ざり合った面白いストーリーになっていますし、何より大好きな「シャーロック・ホームズ」の世界に関わることができて本当にうれしいです。
そして、獅子雄と若宮( 岩田剛典 )がそれぞれ事件に対して違うアプローチをするのが印象的で。獅子雄は目の前の出来事からうそを見抜いて真実を暴こうとしますが、若宮は人に寄り添って真実を聞き出そうとする。そんな二人の温度差がこのドラマの“ホームズとワトソン”なんだ、とわくわくしました!獅子雄の手品のような仕草がとてもすてきなので、そのあたりにも注目いただきながら物語を楽しんでいただきたいです 。
< 三浦透子 コメント>
普通に生きていただけなのに、急に目の前の景色が変わったり、いつも側にいた人がいなくなったり、知らない場所に放り出されたり。ほとんどの人には起こらないことだけれど、でも明日起こるかもしれない。
私が演じた山下佐和子は、そんな突然の運命に翻弄(ほんろう)されながらも、真剣に人生の変化と向き合おうとする女性です。どんな世界観のドラマに仕上がっているのか想像ができません。完成をとても楽しみにしています。
<第2話あらすじ>
とある女性が急行電車にはねられ死亡した。所有していた身分証から、亡くなったのは29歳の高橋博美だと判明。博美はかつて、とあるトラブルを抱えており、敏腕弁護士の青木藍子(菅野)に弁護の依頼をしていた。
藍子は、依頼を受けた人にはたとえ弁護が終わっても一生寄り添うことをポリシーとする弁護士であり、生きづらさを抱える人々に対しグループワークを開くなど、社会的弱者の側に立った活動を一貫して続けている人格者。
そんな藍子と博美の関係を知った誉獅子雄(ディーン)は、調査目的で藍子のもとを訪ねる。そこで獅子雄は、弁護士としても女性としても完璧な藍子に興味を抱き…。