野田秀樹が脚本、演出をつとめる舞台『「Q」: A Night At The Kabuki』の公開ゲネプロが10月6日(日)、東京芸術劇場で行われた。

志尊淳、広瀬すず

「もし、ロミオとジュリエットが生きていたならば…」というテーマをもとに展開される本作には、広瀬すずと志尊淳、松たか子と上川隆也の演じる2組の”ロミオとジュリエット”が登場する。

松たか子、上川隆也

実はこの舞台は、あの世界的ミュージシャン・QUEENが関わっているという。「愛する日本で、彼らの名盤『オペラ座の夜』の世界観を舞台にできないか?」とQUEENサイドからオファーを受けた野田秀樹が、幾度のワークショップを通して、2年にも渡り構想を重ねた末に実現したのだ。

広瀬すずは、舞台初挑戦。今まで見たことのない、体当たり演技にも注目だ。クイーンの名曲が随所にきらめく中で野田演出が光っていた。