2月13日放送の『ネプリーグ SP 今田耕司vs吉田沙保里vs葵わかな!各界の一流が常識Q対決!』に登場した、“うんちく”や“豆知識”をおさらいします。

「福男」というワードを答える問題では、地理担当の村瀬哲史先生が兵庫県西宮神社で行われる「福男選び」の始まりについて教えてくれました。

毎年1月10日に兵庫県西宮神社で行われる「福男選び」は、江戸時代には行われていたと言われています。西宮神社周辺の地域では、この神事が行われる前日の1月9日の夜、えびす様が白い馬に乗って地域を回ると考えられていました。

神様の顔を拝まないようにするために、神社周辺の地域では9日の夜は家の門を閉ざして静かに過ごすのが習慣だったといいます。

そして翌朝、早くえびす様にお礼を言うために、地域の人々は走って神社に参拝。それが「福男選び」の始まりだと伝わっているそうです。

「ウツツを抜かす」を漢字で書くと?

「ウツツを抜かす」と漢字で書く問題では、林修先生が解説を加えてくれました。

「ウツツ」は「現」と書き、「正気」という意味です。「現を抜かす」とは「正気が抜けている」という状態ですから、「熱中して浮ついている」という意味になります。

ちなみに「現」の反対語は、「夢」。「夢現(ゆめうつつ)」という言葉や、「君や来し 我や行きけむ おもほえず 夢か現か 寝てか覚めてか」という古今和歌集の和歌でも使われています。

「仰」という文字の成り立ちは?

「仰天」をいう漢字を書く問題では、林先生が「仰」という漢字の覚え方について教えてくれました。

「仰」のつくりの部分は「ゴウ」「ギョウ」と読み、「卯」とは別の文字。2人の人が向き合った形から生まれた文字だと言われています。

2人が向き合っている様子を下から見ると「仰ぐ(アオぐ)」となり、上から見ると「抑える(オサえる)」、前後に並ぶと「迎える(ムカえる)」に。この3つとセットで覚えておけば、書き間違いがなくなりそうですね。

2月13日放送の『ネプリーグSP 今田耕司vs吉田沙保里vs葵わかな!各界の一流が常識Q対決!』は、今田耕司さん率いる「舞台『正義の芸能プロダクション』チーム」と葵わかなさん率いる「土ドラ『三千円の使いかた』チーム」、吉田沙保里さんら「女子日本代表チーム」が、三つ巴の戦いを繰り広げました。