まさに、目に幸福を〜のイケメン発掘連載「眼福♡男子」の第2弾はキックボクシング界の“王子”こと、白鳥大珠(たいじゅ)23歳を深掘りする!「王子と呼ばれるのはちょっと…と思っていましたが、慣れてきました(笑)」とはにかんだ白鳥選手を見て「うん、間違いなく王子だな!」と確信した取材班。第2弾もハイテンションでお届けする!

まず、このルックスにびっくりされた方は多いのでは?そう、白鳥選手はキックボクサーながらモデル業もこなしている。足長っ!顔小さっ!

まだまだお見せしたい写真があるので、フォトギャラリーをチェックいただきたい。この優しい笑顔が、リングの上では…このお姿!

白鳥選手は、9月16日に行われた、立ち技格闘技「RISE WORLD SERIES 2019 Final Round」の61キロ以下級トーナメント決勝戦で、梅野源治選手(30)に1回KO勝ちし世界王者になったばかり。 そしてわずか1ヵ月後の10月12日(土)、「RIZIN.19」で元K-1王者の大雅選手(23)との対決が決まっている。

――現在のコンディションは?

バッチリです。RISEでは、1ラウンドで終わってケガしなかったことが良かったです。世界トーナメントで優勝したばかりなので、負けられないというプレッシャーは今以上に感じています。自分が格上だなんて思っていません、挑戦者のつもりで臨みます。

なんて謙虚なのだろう~!(取材班・心の声)

空手少年がキックの世界に目覚める

――大珠(たいじゅ)という名前の由来は?

親から聞いた話では、好きだった不良漫画の登場人物から取ったらしいです(笑)

※編集部で調べたところ、 伝説のヤンキー漫画『疾風伝説 特攻の拓』に、一色大珠という登場人物がいた。

――そもそもなぜ格闘技の世界に?

小学校1年生から空手を習っていました。自分から、ということではなく親が好きで。試合の映像も色々見せられていました。5年生で全日本大会の無差別級で準優勝、6年生で優勝しましたが、中学校に入ってボクシングを始めて次第にキックボクシングに目覚めていきました。プロデビューは15歳の時です。

格闘技から離れるも…那須川ファミリーから“運命の電話”

――順風満帆なキックボクサー人生ですね?

いえ、実は大学に入ってから、格闘技がうまくいっていないなと思う時期があり、ファッション関係や、トレーナーというお話も頂くなど「いったん格闘技とは別のことをやってみたいな」と思い始めていたんです。

――何歳くらいの時ですか?

4年生の2月頃だったので、22歳です。今年24歳になるので、まだ2年前の話です。

――でも今はキックボクサーのチャンピオンに。何があったのですか?

実は、ちょうどその頃、突然携帯に知らない番号から電話がかかってきて。たまたま出られなかったのですが、気になってその日のうちにかけ直しました。すると「那須川だよ」って…那須川天心選手のお父さんからの電話だったんです。

那須川くんとは一緒に空手をやっていた仲でしたが、しばらく会っていなかったので、びっくりしました。お父さんの電話番号は登録しているはずなんですが、なぜか名前が表示されなくて。

那須川さんは「ジムの皆でご飯を食べているのだけど、大珠の話になったんだよ、あいつ何しているんだろう?」と。自分が今格闘技から離れていると伝えると、ジム(現在所属しているTEPPEN GYM)においでよ、と誘ってくれたんです。

せっかくだからと行ってみると、しばらく練習をしていなかったからめちゃくちゃ疲れちゃって(笑)。でも何回か通うと「なんだかんだやっていると楽しいな」という思いが強まっていきました。それでキックボクシングを再開したんです。

――まさに“運命の電話”ですね?

そうなんですよ、なぜかかけ直さなきゃって思ったのは不思議ですよね!

天心選手と同じTEAM TEPPENの所属に (白鳥選手のInstagramより)

男友達は嫌がるけど(笑)オフの日は“スイーツ男子”に

――毎日どんな生活を?

朝9時前後から朝練して、16時すぎまで練習が続きます。トレーナーとして教える日は22時までジムにいます。

――息抜きやリラックス法は?

休日は、家でのんびりすることはなく、友人と出かけて、ご飯やスイーツを楽しみます。

――えええ!!!(一同びっくり)スイーツ男子ですか?

(笑)そうです!パンケーキとか、クレープとか、モンブランも好きですよ。一緒に行く男友達は皆嫌がります。「男ふたりで何やっているんだよー」って。あ、皆さん、引いていますか?

(引いていないです!驚いているだけです!と伝えたところで)白鳥選手からお写真をお借りすると、確かに…スイーツを前になんとも幸せそうな王子ではないか!

――こういう写真は女性ファンたちもたまらないですね!

インスタなどから、自分の存在を知ってくださる人も多いんですよ。格闘技の世界以外の人たちにも、格闘技の面白さを広めたいです。意識して発信していこうと思っています。

――「RIZIN.19」の試合当日まであとわずかですが、意気込みを!

プレッシャーは感じていますが、初っぱなから倒しに行きます!相手も同じ気持ちでいるのでバチバチな試合になると思います。RIZIN.19を通じて、僕たちが戦うキックの試合にも注目してください!

なんとも爽やかな笑顔でインタビューを締めくくってくれた白鳥選手。取材を行ったTEPPEN GYMで飾られていたもの、それがこちら。

なんと!アイドルばりの応援グッズではないか!ジムのスタッフが作ってくれたそうで、白鳥選手は(やや苦笑いしながら)「恥ずかしいですね…」とぽつり。

こんな“照れ屋さん”なところも拝めて、大満足の取材班だった!