1200人以上が犠牲となった狩野川台風に匹敵
10月12日朝から東海から関東に接近・上陸する可能性が高まっている台風19号。9月9日に台風15号が上陸した際には、千葉で約64万軒に及ぶ大規模停電や断水が起き、多くの被災者の生活に影響を及ぼした。
甚大な被害をもたらした台風15号以上に台風19号の規模は大きく、気象庁は、1958(昭和33)年に静岡や関東で1200人以上が犠牲となった狩野川台風に匹敵する記録的な大雨となる恐れがあるとして厳重な警戒を呼び掛けている。
台風の被害に備えるため、JR東日本が10月12日から13日にかけて首都圏エリアの在来線 および新幹線で列車の運転を取りやめる予定とするなど、多くの企業や自治体で対策をしている。
出版社のディスカヴァー・トゥエンティワンは、「被害を最小限に抑えることを願って」として、イラストレーターで防災士の草野かおる著『4コマですぐわかる 新 みんなの防災ハンドブック』の台風に関連する43ページ分の無料公開を始めた。
停電時の対策や水の確保の方法、非常用トイレの作り方まで、防災ノウハウが掲載されている。
(ダウンロードページhttps://d21.co.jp/news/info/191011.html)
(ダウンロードページhttps://d21.co.jp/news/info/191011.html)
関東に上陸する台風としては、過去最強クラスとなる見込みで、万全な対策をしてほしい。