石橋貴明がゲストと共にさまざまなテーマで語り合うフジテレビ『石橋貴明のたいむとんねる』。

10月14日の放送は、V6の長野博が、石橋貴明、大久保佳代子に大好きな「肉」をプレゼンする「食べ歩き1万5千軒!? V6 長野博 取材NG焼肉屋さん仕込みましたSP」を放送した。

ジャニーズきってのグルメで知られる長野は、「お肉」への愛もうんちくもたっぷり。すべて自らで出演交渉、取材交渉をして「仕込んだ」ネタを、焼肉通の石橋にぶつけた。

石橋から「(寺門)ジモンちゃんと、どっちがすごい?」と質問が飛ぶと、長野は「ジモンさんは先輩」「ジモンさんとは路線が違う」とアプローチの仕方が異なると主張。

序盤から前のめりで肉を語り、最初の打ち合わせに4時間かかったという長野に、大久保は「思った以上に引いてます」と冷めた視線を送る。しかし「引くのはまだ早い!」と、“良い肉を出すだけ”ではないマニアックな「お肉」偏愛を展開した。

まずは4種のタレをその日の肉の状態やお客さんに合わせて調合して出してくれる「焼肉 誇味山」を紹介。長野は店主にお願いして肉を切り分ける前の状態でスタジオに持ち込んでもらい、その肉の塊を前に「経産牛」(子を産み終わった雌牛を再肥育した肉牛)について熱弁する。

石橋らは目の前で切ってもらった4つの部位(マキ、カブリ、リブ芯、エンピツ)の食べ比べを。「すごい!全部違う!」と部位ごとに味の違う肉と、それに合わせたタレの違いを堪能した。

続いて、長野が「他では聞いたことがない」という焼肉とすき焼きの中間ともいえる「焼きすき」を味わえる「やき肉 高西」が登場。黒糖とザラメを使った焼肉に「味が想像できない」という石橋だったが、実食後は「うまい」「いいアイデアかもしれない」と驚きを隠せない。

さらに「ホルモンは食べない」という石橋に長野が紹介したのは「ホルモンの天ぷら」。広島の一部でソウルフードとして食べられているという「ホルモンの天ぷら」を広島出身の店主が特別に調理。ホルモンが苦手な石橋だが「このコリコリ感がお酒に合いますね」「天ぷらにしたらすごい美味い!」と絶賛。「“ホル天”いいですよ。たぶん来年(流行)きますよ」と大満足だった。

お次は、長野が自腹で取り寄せた「黒毛和牛のメス、未経産57ヵ月、グラスフェッド」という条件の貴重な肉を紹介。「肉のマニアでもなかなか見たことがない」という、ほとんど市場に出ない肉をテレビ初公開し、栄養素の面からも解説してそのマニアっぷりを披露した。

最後には「シメのカレー」を用意する周到ぶり。普段は取材を一切受けない「焼肉ジャンボ 本郷店」のカレーライスを紹介した。「そのまま焼いて食べるべきで、料理に使ったらもったいない」という肩ロースをふんだんに使い、仕込みに2日間かけるという手の込んだカレーライスに石橋は「これは止まらない」とうなり、大久保は「甘みあってスパイシーなところもあって。今まで食べた中で一番うまいかも」と大絶賛だった。

長野が今回紹介した焼肉店は次の通り。

「部位ごとにタレを変える焼肉」
焼肉 誇味山(東京都港区西麻布1-15-9 LaALTA西麻布1F)

「他では見たことがない㊙調味料を使う焼肉」
やき肉 高西(神奈川県川崎市宮前区野川1096-1 井戸窪ビル1A)
【並ヤキスキ】1280円(税別)
【極みヤキスキ】1980円(税別)

「取材NG店の絶品カレー」
焼肉ジャンボ 本郷店(東京都文京区本郷3-38-1)
【カレーライス】1500円(税込)