「権力をふりかざす奴と闘いたいなら、お前も力を持て」──。

友人であり議員の鷹野聡史(小澤征悦)から、次の総選挙で犬飼孝介(本田博太郎)の地盤を継いで出馬するよう打診された鷲津亨(草彅剛)。

民政党幹事長・鶴巻憲一(岸部一徳)からも党の公認を約束されるが、肝心の選挙資金が足りない。

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鶴巻と鷹野は、地元の有力者で後援会長の鰐淵益男(六平直政)を味方につけるよう助言するが、当の鰐淵は犬飼との関係が深く、地盤を継ぐのは犬飼の息子・俊介(玉城裕規)だと考えていた。

さらに、個人的にも犬飼に何やら借りがあるようで…。

鷲津家では、妻・可南子(井川遥)が鷲津の出馬に反対していた。

鷲津自身も降って湧いたような話に戸惑い、蛯沢眞人(杉野遥亮)と蛍原梨恵(小野花梨)に議員になりたいわけではないと伝える。

一方で、息子・泰生(白鳥晴都)の一件で犬飼をホテルに呼び出したという人物に心当たりがあることから、選挙を口実に、その人物に近づこうと考えていた。

後日、鷲津はさっそく、鰐淵の元を訪ねるが、案の定、恩知らずとののしられて取り付く島もない。実は、地盤を奪われることに危機感を覚えた俊介が、鷲津を陥れるために悪いうわさを吹き込んでいたのだ。

一筋縄ではいかないことを悟った鷲津は、相手の弱みを探すべく、梨恵に鰐淵に関する資料を集めてほしい依頼。

そして敵の懐に入り込むべく、可南子が鰐淵家を訪ねることになるが、呼び鈴を鳴らすと、中から突然、女性の悲鳴が聞こえて…。

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