お笑いコンビのとろサーモンやかまいたちを担当する、吉本興業のマネージャー・樺澤まどかさんに密着しました。
樺澤さんについて、山内健司さんは「変なマネージャー。モノの考え方とかが変です、(でも)なんでか仕事はちゃんとしてるんですよ。(かまいたちは)レギュラーも今、18本あるから仕事量でいったらマネージャーの中でもトップクラス。仕事ができるのに、変っていうのが怖いです」と語りました。
濱家隆一さんは「変なルールばっかり出てきそうなので、楽しみにしています」と期待を込めました。
マネージャーでありながら、3年前に行われた吉本坂46の2期生オーディションに合格し、アイドルに。
その効果もあり、インスタグラムのフォロワーは10万人を超えています。
番組では、マネージャーとしての働き方や、実家に帰ったときに行うという樺澤さんのルーティンにも迫りました。
「新しい形のマネージメントを作っていきたい」吉本興業マネージャー・樺澤まどかさんの“セブンルール”とは?
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ルール①:芸人の裏情報をメモる
この日は、かまいたちの収録現場に同行。
樺澤さんは、収録が始まると、楽屋でスマホにメモを打ち込んでいました。
番組から「暴露ネタ」を求められることがあるため、山内さんについて「小食ぶる」とメモ。樺澤さんは「お弁当とかお菓子とかケータリングを、全然食べないんですよ。なのに太ってるから不思議だなって」と語りました。
スタジオでは、青木崇高さんのマネージャーから届いた「裏情報」を紹介。「こんなの初めて、嫌やわー」と困惑する青木さんを前に、YOUさんが「カレーが好きです」と代読。
YOUさんは「(ほかに)何かないのか!」、本谷有希子さんは「マジでどうでもいいもんね、青木さんがカレー好きとか」と苦笑しました。
さらに、長濱ねるさんのマネージャーからは「本番前に、よく一点を見つめて意識が飛んでいる」との報告が。長濱さんは、オフにしている自覚はないそうで「本番中にもなります」と明かすと、青木さんから「やめろよ」とツッコミが入りました。
ルール②:コーヒーは、山内がホットで濱家がアイス
かまいたちのコーヒーの好みについて、山内さんが「僕がホットで、濱家がアイス」と紹介。
樺澤さんは「ベストなパフォーマンスを尽くせるように。快適な状態でいてもらった方が、本番に集中して挑めると思うから」と徹底します。
そんなマネジメントについて、濱家さんは「だいぶいてくれないとダメな存在になってますね。かまいたちのバランスをすごく取ってくれている、こっちのテンションとか熱量をうまいこと操ってやってくれている感じはします」と称賛しました。
ルール③:冷蔵庫は収納棚
樺澤さんの自宅の冷蔵庫の中には、帽子やメガネ、大事な書類といったものが。
電源を入れて冷やすのではなく、収納として置き場がないものを入れています。
以前は使用していたものの、モノを腐らせたり、汚したりしまったため、収納棚に。
冷蔵庫として使用しなくなったことで、無駄なものを買わなくなり、生活しやすくなったそうです。
スタジオでは、「自宅で冷蔵庫のコンセントを抜いている」という長濱さんが、「すごくいい!棚にしたらいいんだ」と称賛。
また「冷蔵庫がなかった」という尾崎世界観さんも、引っ越したタイミングで購入したそうで、長濱さんに「あったほうがいいですよ。そういうキャラを作ってるって思われちゃう」とアドバイス。
あ然とする長濱さんを横目に、YOUさんは「ねるはそんな子じゃない」とフォローしました。
ルール④:粘土作品をインスタにあげる
樺澤さんの趣味は、粘土での作品作り。
1年前くらいから始めたそうで、テーマは「嫌いな食べもの」。
ニンジンやなめこ、メンマをキャラクター化し、ちょっと可愛くしてインスタグラムに投稿。
アカウントも、粘土用、イラスト用、日常用と3つ持っているものの、「芸人さんの仕事のことや、イベントのPRにつながるように」と、すべてマネージメントの一環だといいます。
ルール⑤:小さなミスも正直に話す
この日招かれたのは、マネージャーやテレビ業界のスタッフを目指す若者に向けた講演。
マネージャー業を4年やってきた樺澤さんは、心構えを聞かれると「濱家さんに言われたことがあるんですけど『樺澤は嘘をつかないから、信用できる』」と報告。
「ミスは多いけど、ちゃんと全部報告してちゃんと謝る。ごまかそうと思えば、ごまかせるような小さいミスですけど、全部『やばい』と思ったときにすぐ謝る。(そうすることで)逆に信頼してもらえるというか」と伝えました。
ルール⑥:実家に帰ったら畑で踊る
実家は、群馬県でほうれん草などを栽培する農家。
樺澤さんは「大好きな場所」だという、ほうれん草畑に足を踏み入れると、くるくると回り踊り出しました。
東京にいると仕事のことを考えてしまうものの、「ほうれん草畑にいると、めちゃくちゃ忘れられる」といい、無心になって踊るそうです。
ルール⑦:迷ったら面白い方を選ぶ
劇場終わりの濱家さんと向かったのは、雑誌「ワイン王国」の取材。
普段はこないような媒体からのオファーを「特殊すぎて面白いから」と、受けたそうです。
仕事の判断基準について、樺澤さんは「面白いことが、一番得なんで。芸人さんにとって一番の軸はそれだから、面白いかどうかですね」と語りました。
アイドル活動も「面白くなれば」ということで始めたものの、自身の中で「ピークを感じたため」と、一旦終わりにしました。
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番組公式HP:https://www.ktv.jp/7rules/
舞台「千と千尋の神隠し」「キングダム」で、衣装デザインを担当
2月7日(火)放送の『セブンルール』は、昨年話題を呼んだ舞台「千と千尋の神隠し」や、今年注目の舞台「キングダム」の衣装デザインを手がける、中原幸子さんに密着。
元々はスポーツ一筋だったものの大けがを経験し、引きこもり生活に…。しかし、ある舞台を観劇したことがきっかけで、舞台衣装の世界に魅了され20代後半で単身渡米。
まったくの未経験ながら、世界的ブランドのマネージャーに頭を下げ、デザインを学んでいきました。彼女の強みは、“しつこさ”で、妥協は一切はしません。こだわり抜いた衣装でキャラクターを輝かせ、エンタメ界を支える中原幸子さんの7つのルールとは?