11月9日(土)21時から放送されるフジテレビ『世にも奇妙な物語’19秋の特別編』。
「恵美論」(えみろん)に、白石聖が初出演にして初主演することが決定した。
白石は、2016年放送の連続ドラマ『AKBラブナイト 恋工場』(テレビ朝日系)でデビュー。その後CM、映画、ドラマと出演し透明感あるフレッシュな存在感が話題に。一気に活動の幅を広げる。さらに今年放送された連続ドラマ『絶対主義』(フジテレビ系)にも出演し、冷酷さと狂気を秘めた役どころを見事に演じ、違う一面も見せた。
そんな白石が今回演じるのは、女子高生の吉村恵美。ある日の授業中、睡魔に勝てず居眠りしてしまった恵美。ふと目が覚めると、教師が恵美の生い立ち、家族構成などを話している。
「ここテストに出るぞ!」よく見ると黒板には恵美の歴史がびっしり書き込まれ、教科書の教科名は「恵美論」に変わっていた。「ええーーっ、私の教科!?」思わず叫んでしまう恵美。
しかし、教師も周りの生徒も、「恵美論」が「日本史」や「物理」といった教科の一つという認識だ。さらに授業は、自分の体重の推移や失恋相手のことにも及び、恥ずかしさでたえられなくなる恵美。
放課後。恵美は廊下で、学年一のイケメン男子・伊澤亮介(山下航平)にぶつかった。亮介が持っていたのは「恵美論」の参考書。「恵美が昔から好き」だと聞いて「恵美論」の話だとわかりつつ舞い上がるが…。
なんとも摩訶(まか)不思議なストーリーの主人公を熱演した白石に話を聞いた。
<白石聖コメント>
——『世にも奇妙な物語』初出演の感想は?
ずっと幼いころからテレビで見ていた歴史ある番組に、まさか自分が出演できることをとてもうれしく思います。
——台本を読んだ感想は?
奇妙な物語でありつつも、モノローグでの表現も多く、コミカルな内容で読んでいてとても面白かったです。
——今回の役をどのような人物ととらえ、どのように演じられましたか?
少し流行り物に流されやすく、勉強に恋愛に青春真っただ中の日常を過ごす、“ザ・女子高生”です。自分では理解しがたい奇妙な出来事が起こりつつも、どこか楽観的な部分が魅力のキャラクターだと思ったので、移ろいやすくコロコロ変わる感情を大切に意識しました。
——注目のシーンはどこですか?
ラストシーンでは、私自身予想していなかった演出が加わり、まさかの展開に陥るので、そこを楽しんでいただきたいです。
——視聴者の方にメッセージをお願いします。
今回初出演させていただきます、白石聖です。青春の爽やかさとクリーピー(ゾクッとする)な要素が交わった、とてもユニークなお話になっています。是非ご覧ください。