女優で人気モデルとしても活躍、インスタグラムのフォロワー数は320万人を超える新木優子・25歳。主演する新ドラマ『モトカレマニア』(毎週木曜22時~)で新木演じるユリカのファッションが「おしゃれ」「マネしたい!」とかなり話題になっている。

そこで「フジテレビュー!!」では、ドラマ『モトカレマニア』とコラボし、ドラマで新木の専属スタイリストを務めている一ツ山佳子さんにユリカファッションのポイントを伝授していただき連載がスタートした。不動産会社の試用期間中で正社員になれるかどうか瀬戸際のユリカ。第2弾は、そんなユリカの決して多くないであろうワードローブの中で光る“おしゃれ万能アイテム”について!

使える!チェックのオーバーサイズジャケット

第2話では、オフィスで仕事中に休みを取っているはずのマコチが現れ、優しい一言をかけられるユリカ。心がザワザワ…涙もポロリ。そんなシーンで登場したのは、ブラウンのチェックのジャケットスタイル。残念ながらドラマでは全身が映らなかったのだが、ブラウンのロングプリーツスカートを合わせている。

ブラウンのプリーツスカートを合わせワントーンコーディネートの完成

――かわいいのに、オフィスにもちゃんとフィットしていますね!このコーディネートのポイントは?

一ツ山:まずはなんと言ってもこのジャケットです。今年の秋から冬にかけて「ブラウン」がファッションのキーワードなのと、チェックというのもポイントです。形についてですが、体にピタッとしているのではなく、肩が少し落ちているくらいで丈も長めのオーバーサイズ。“カジュアル見せ”もできるのに、ボトムを変えることでオフィスにも着て行けて本当に使えるアイテムだと思います。

――ユリカはプリーツスカートと合わせていますが、こだわりは?

一ツ山:今回ユリカが着ているスカートは、プリーツが均等に入っているものではなく細かくランダムになっています。生地も少し光沢があるもので軽く、合わせる服になじみやすいと思います。ブラウン(ジャケット)×ブラウン(スカート)のワントーンコーディネートということで、きれいな“Iライン”を作ることができるんです。

――おお!前回教えていただいたIラインですね!

“おばさんぽく”はNG インナーで肌写りをアップ

――編集部のアラフォー女子たちがマネしたら、茶色三昧でおばさんっぽくなりませんか?(汗)

一ツ山:いえいえ、大丈夫ですよ(笑)ユリカのコーディネートを見てください。インナーは白にして、肌写りを良くしています。ここがポイントです。白以外ですと、ライラックやピスタチオなど今年のトレンドカラーを持ってきても◎です。一方で、濃い紫などもコントラストが出て合わせやすいです。ファッションコンシャスな方だったらブラウンのグラデーションコーデでもいいかもしれませんが、顔のくすみが気になる方は、やはりインナーは明るい色で肌を明るく見せるようにした方がいいですね!

パーカー、スキニージーンズなど手持ちの服でOK!簡単アレンジ術

――背の低い人でもオーバーサイズのジャケットを着こなせますか?

一ツ山:はい、もちろんです。その場合はボトムをタイトにした方がバランスが取りやすいと思います。スキニージーンズや、スリットが綺麗な細身のパンツとか、最近流行りのニットなどのキックフレア(ベルボトム)のパンツとか。背の高い人なら、オーバーサイズのジャケットに、ワイドパンツを合わせてもカッコいいと思います。

――その場合、ボトムの色はやはり黒が無難ですかね?

一ツ山:黒でもかっこいいとは思いますが、コンサバティブでつまらなくなってしまうので、今年っぽい色でいうと、茶色やベージュやエクリュ(生成り色)を選んであげるといいですね!あとはチェックの中に入っている色、この場合はネイビーなんかも合わせるといいかと思います。

――だんだん寒くなるので、中にタートルネックを着てもOKですか?(冷え性なのです)やはり無難すぎますか?

一ツ山:いえいえ、かっこいいと思いますよ。今年タートルネックは旬アイテムですし、寒い日はいいですね。あと、カジュアル派だったら、ジャケットの中にパーカーを着てフードを出しても素敵ですね。

人気スタイリスト・一ツ山佳子さんのInstagramはこちら!

商品情報

ジャケット FRAY I.D

トップス Theory

スカート ROPE

パンプス CHARLES & KEITH

バッグ TOD’S

イヤカフ KNOWHOW Jewelry

時計 VAGUE WATCH

<編集部のつぶやき>

ふむふむ〜。ユリカみたいに茶系のチェックジャケットを羽織った自分の姿を想像しながら、秋冬のおしゃれをイメトレしてみようっと。おばさんだからって遠慮はいらないわ。肌写りだけちゃんと注意してコーディネートすればOKですもの、一着新調しようかしらん。