2026年1月12日(月・祝)成人の日に私立恵比寿中学が自身初のKアリーナ横浜公演『新春大学芸会2026 −SEIJIN CHUGAKUSEI GT−』を開催。
レア曲『どしゃぶりリグレット』や新曲『えび♡バディLOVE』など計20曲以上をパフォーマンスし、会場を魅了しました。

四季を楽曲で表現する新たな試み!“秋”はユニットパフォーマンスで魅了

続いては、“中学生”という多様な感情の変化やグループが歩んできた歴史を春夏秋冬、四季の移ろいに乗せて表現したブロック。

スクリーンに満開の桜の木が映し出されスタートした“春”のステージでは、3連続で春曲を披露。
1曲目は『サクラ・ゴーラウンド』。久しぶりに披露されたこの曲に会場からは大歓声が沸き起こります。

その後『梅』、『春の嵐』と立て続けにパフォーマンス。
『梅』は同じ季節に咲く“桜”と比べ、自虐しつつも寒い季節を耐え抜いてきた努力や誇りをポジティブに歌う応援歌。また、“桜”である先輩グループのももいろクローバーZと、“梅”であるえびちゅうの立ち位置を描いている曲としても知られています。それを踏まえると、この曲順には意図があったのかもしれません。

スクリーンに雨が降りしきる映像が流れると、テーマは“梅雨”に変化。会場全体に雨音が響き渡ります。
小久保さんのはかないタイトルコールから始まったのは『どしゃぶりリグレット』。この楽曲は、2022年に行われた元メンバー柏木ひなたさんの卒業ライブ以来、全員で披露するのは今回が初。ファミリーの間では誰が落ちサビを引き継ぐのか注目されていました。

その落ちサビにさしかかると、突然曲が止まり会場は暗転。雨音だけが数秒間鳴り響いた後、一筋のスポットライトが照らしたのは桜井さんの姿でした。柏木さんのパートを受け継いだ桜井さんは、ゆがんだ感情を込めるように歌唱。この楽曲を制作したヒャダインこと前山田健一氏が明かした“大人になると忘れてしまう思春期特有のウジウジ感”という曲の世界観を見事に表現し、ファミリーの心をぎゅっとつかみました。

しっとりとした雰囲気のまま“夏”のステージが始まります。
青春の甘酸っぱさを歌った『23回目のサマーナイト』、『ラブリースマイリーベイビー』では、客席を練り歩きながらファミリーを魅了するメンバーたち。夏の日差しが街を明るく照らすように、まだ見ぬ可能性にこれからも挑戦し突き進んでくれるのだろうと感じられる圧巻のステージです。ファミリーは、“えびちゅうのライブに行けば元気になれる”という言葉を再確認すると同時に、ドキドキとした未来への期待感で一杯に。

虫の音が聞こえ、晴れやかなムードのまま迎えた“秋”のステージでは、カラオケ、本屋、焼き肉店、レッスン場がスクリーンに広がりました。学芸会(ライブ)ではおなじみのユニットコーナーの始まりです。

1番手は桜木さん&桜井さんの“桜姉妹”コンビ。
2人が得意とするしなやかなダンスを武器に『BLUE DIZZINESS』をKアリーナオリジナルの振り付けで披露し、“スポーツの秋”を表現します。

続いて登場した安本さん&仲村さんのユニットでは、仲村さんの入学後初の春ツアーで着用していた黒い衣装を身にまとい、激しいロックナンバー『PANDORA』で“音楽の秋”を表現。

加入当初からかわいすぎると仲村さんを溺愛している安本さんですが、歌唱中は一切愛でる様子もなく「もっと来いよ」とあおって見せます。最後は2人でがっちりとハイタッチ。2012年のメジャーデビューごろから在籍するお姉さんメンバーと、2021年以降に加入した妹メンバーの学年の垣根を越え、グループが強く結束しているのだと改めて感じさせます。

3番手に登場したのは、パワフルなダンスでライブを盛り上げる“えびちゅうのエンジン”こと中山さんと、ライブや番組の企画でとにかく走り、タフさに定評がある“えびちゅうのモーター”こと風見さん。“食欲の秋”を表現しながら『参枚目のタフガキ』でキラキラ笑顔を振り撒いていきます。
サブステージでパフォーマンスした2人は、アウトロでメインステージへ猛ダッシュ。体力が必要なポジション=タフネス=“たくさん食べないと体が動かない”と、“食欲の秋”を現しているようです。やはりこの2人のパワーは、えびちゅうにとって欠かせません。

最後に登場した真山さん&小久保さんは、マカロニえんぴつによるプロデュース楽曲『愛のレンタル』で“読書の秋”を表現。ここまで10曲を連続で披露しました。

直後のMCでは、なぜ『愛のレンタル』が"読書の秋”なのかを、小久保さんが解説。

ユニットコーナー冒頭に流れた映像の中に、真山さんが『そこで、愛がはぐくまれる』というタイトルの本を手に取るシーンがあり、小久保さんいわく「まやさんが先に借りたからそれを貸してくださいよっていう物理的なレンタル」とのこと。

小久保さんのちょっと強引なこじつけに、会場からは笑いが起きていました。

中山さんの「次の季節に参りたいと思います」という言葉で会場は再び暗転。“秋”から“冬”に様変わりしたステージで『CRYSTAL DROP』を披露し、四季の移ろいを表現したブロックは終了。曲の多彩さでえびちゅうの新たな一面を存分にアピールしました。