松村北斗さん(SixTONES)が、舞台挨拶に飛び入り参加しました。
アニメーション映画「すずめの戸締まり」のティーチイン舞台挨拶が行われ、新海誠監督と、野田洋次郎さん(RADWIMPS)が登壇しました。
新海監督にとって3年ぶりとなる本作では、日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる”扉”を閉めていく少女・岩戸鈴芽(原菜乃華さん)の解放と成長の冒険物語が描かれます。
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イベントは、全国47都道府県107スクリーンにて生中継され、会場観客からの質問、そして事前に全国のファンから集まった、さまざまな質問に答えるティーチインを実施。
そこに「どうしても質問がしたい」という松村さんが、緊急で参加しました。
登壇者も含め、完全にサプライズでの出演となった松村さん。場内が騒然とする中、「伝わる人だけに伝わればいいと思うシーンやセリフ、歌詞などはありますか?」と質問。
それに対し、新海監督は「ラストの方に出てくる、黄色い二頭の蝶々に込めた想い」を明かし、野田さんは「何も浮かばない」と悩みながらも、主題歌である「カナタハルカ」の歌詞に出てくる、「相対性理論」という言葉の意味を語りました。
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新海監督「この映画を作ることが出来て良かった」
今回の飛び入り参加について、松村さんは「僕はいつも仕事が早く終わる日には、必ず新海監督の舞台挨拶のスケジュールを調べています。今日は『何とか間に合いそうだ』と思ったので、来ちゃいました」と説明。
続けて、「もう少し、監督や野田さんと一緒に宣伝活動がしたかった」と明かしました。
長い年月をかけて「すずめの戸締まり」を生み出してきた新海監督は、「作っている最中は自信があったけれど、公開後は不安もあった。でもこの1ヵ月強、全国で皆さんの顔を見て、『この映画を作ることが出来て良かったんだ』と、今でははっきりと思える」と感想を。
野田さんは「まさか今日、新海監督に加えて、北斗君にも会えると思っていなかったからうれしい。今日は、最初に新海監督にメールを送ったときの気持ちが蘇ってきた。あれから2年半ほど経ちましたが、当時と同じようにこの作品が大好きです」と伝えました。
作品概要
ストーリー
九州の静かな町で暮らす17歳の少女・鈴芽(原)は、「扉を探してるんだ」という旅の青年・草太(松村)に出会う。彼の後を追って迷い込んだ山中の廃墟で見つけたのは、ぽつんとたたずむ古ぼけた扉。なにかに引き寄せられるように、すずめは扉に手を伸ばすが…。
扉の向こう側からは災いが訪れてしまうため、草太は扉を閉めて鍵をかける“閉じ師”として旅を続けているという。すると、二人の前に突如、謎の猫・ダイジンが現れる。
「すずめ すき」「おまえは じゃま」
ダイジンがしゃべり出した次の瞬間、草太はなんと、椅子に姿を変えられてしまう―!それはすずめが幼い頃に使っていた、脚が1本欠けた小さな椅子。逃げるダイジンを捕まえようと3本脚の椅子の姿で走り出した草太を、すずめは慌てて追いかける。
やがて、日本各地で次々に開き始める扉。不思議な扉と小さな猫に導かれ、九州、四国、関西、そして東京と、日本列島を巻き込んでいくすずめの”戸締まりの旅”。
旅先での出会いに助けられながら辿りついたその場所ですずめを待っていたのは、忘れられてしまったある真実だった。
映画「すずめの戸締まり」は、全国公開中。
©2022「すずめの戸締まり」製作委員会