菅田将暉が主演を務める、舞台『カリギュラ』が11月9日より上演。初日を翌日に控え、主人公の暴君として知られるローマ帝国の皇帝・カリギュラ役の菅田、カリギュラを憎みながらも彼の理解者ともなる詩人・シピオン役の高杉真宙、カリギュラを深く愛する・セゾニア役の秋山菜津子が取材に応じた。
愛する妹の死をきっかけに豹変し、貴族平民問わず、何らかの財産を持つものを区別なく殺しその財産を没収するカリギュラ。取材前には物語の終盤が一部公開され、菅田は引き締まった肉体がときに露わとなる真っ赤な衣装を羽織ったカリギュラ姿も披露。カリギュラの暴君ぶりが伝わるシーンを迫真の演技で見せた。
菅田はカリギュラについて「暴君と聞くとすごく破天荒なイメージがありますけど、今回やってみるとすごく馴染みがある」とコメント。傍から見たら暴君でも、内側に持つマイナスな気持ちは誰もが持っているものだと共感を示した。
また一見、難しいイメージのある物語だが「あまり何も考えず、エネルギーを感じてもらえたら」とこれから観劇する観客へメッセージを送った。さらに取材では高杉と菅田の仲良しエピソードも。高杉は菅田にもらったあるプレゼントについても明かした。(こちらのエピソードは別記事にて公開)
【東京公演】2019年11月9日(土)~11月24日(日)/新国立劇場中劇場 【福岡公演】2019年11月29日(金)~12月1日(日)/久留米シティプラザザ・グランドホール 【兵庫公演】2019年12月5日(木)~8日(日)/神戸国際会館こくさいホール 【宮城公演】2019年12月13日(金)~12月15日(日)/仙台銀行ホール イズミティ21 大ホール