菅田将暉が主演を務める、舞台『カリギュラ』が11月9日より上演。主人公の暴君として知られるローマ帝国の皇帝・カリギュラ役の菅田、カリギュラを憎みながらも彼の理解者ともなる詩人・シピオン役の高杉真宙、カリギュラを深く愛する女性・セゾニア役の秋山菜津子が取材に応じた。
菅田とは2度目の共演となる高杉は「相変わらず迫力がある」と菅田を褒めるが、菅田から「威圧感？」と切り返され困惑。「威圧感じゃないですよ。…汗かくんで」とオロオロする高杉に菅田は大笑いする。
稽古中には二人でラーメンを食べに行ったことを明かし、菅田はがっつり系のラーメンで、「食べ終わったあと、（高杉の）目がギラギラしてました。ニンニクが効いたんでしょうね（笑）」と報告。その表情が怖かったと言いながらも、「ラーメンもっと行きたいんだよね」と言い、二人は地方公演でまた一緒に行くことを約束していた。
取材陣に菅田からもらったものを問われた高杉は「愛情をいただきました（笑）」と回答。高杉は菅田からいたずらされるのが「嬉しいんですよね」と頬を緩め、菅田はそのときの高杉のリアクションが良く、「それを癒しに稽古を頑張ってました（笑）」と、仲の良さを見せつけた。
菅田は今作について「観た人なりの答えがある。僕らも意味があってやっているんで。お客さんも僕らも同じ人間だよねっていうのが共有できたら」と希望を語り、カリギュラ＝暴君というイメージがあるとは思うが、「一回それを振り払らって、日々の延長線上で『カリギュラ』を観て欲しいです」とアピールした。
【東京公演】2019年11月9日（土）～11月24日（日）／新国立劇場 中劇場 【福岡公演】2019年11月29日（金）～12月1日（日）／久留米シティプラザ ザ・グランドホール 【兵庫公演】2019年12月5日（木）～8日（日）／神戸国際会館こくさいホール 【宮城公演】2019年12月13日（金）～12月15日（日）／仙台銀行ホール イズミティ21 大ホール
