フジテレビ系オトナの土ドラ『リカ』は、愛に飢えた自称28歳の“純愛モンスター”リカ(高岡早紀)が、運命の相手を手に入れるために周囲を破滅に追い込んでいくサイコスリラー。
事件の真相が闇に葬り去られて終わった第1部。関係のない人までバタバタと死んでいくありえない展開で、視聴者を恐怖と混乱に陥れた。
11月9日(土)放送の第5話では、その3年後にリカが新たな運命の人を見つけた第2部がスタート。ネットが震えた“ゾクッ”とするセリフ&シーンをプレイバックする。
<ゾクッとしたシーン①>
スマホ画面に血がたらり…
花山病院の惨劇から3年。リカは大矢(小池徹平)を失ったショックから立ち直れていなかったが、マッチングアプリの存在を知り、疑心暗鬼ながらも始めてみる。
一方、映画会社・宝映に勤めているプロデューサーの本間隆雄(大谷亮平)は、小説「作家の恋」を原作にした仕事を任される。リサーチのために、後輩の坂井(内田健司)からマッチングアプリを勧められ、『神宮寺たかお、年齢:38、職業:作家』と嘘をついて登録。
リカは、“神宮寺たかお”のプロフィールを見て胸をときめかせていた。
その夜、別居中の妻・葉子(徳永えり)と娘の亜矢(稲垣来泉)が帰った後、本間のスマホにマッチングアプリから通知が。開くと『リカ、年齢:28、職業:元看護師』の文字。
ネットでは、「ここが地獄の入り口か」「やめとけって」と心配する声が上がる中、本間は返信し始める。そして、ふいに指を切った本間の血がスマホ画面にたらりと落ちた。そこには、アプリの通知と、最愛の娘の画像が表示されていて…。
恐ろしい未来を暗示しているようで、ネットでは「会う前から血!」「ぞわっとした」と、不気味な演出に視聴者は震えあがった。
坂井に言われるがまま、本間はリカを食事に誘う。電話番号も教えてもらい、乙女のような声で「いいの?やったー!!」と全身で喜ぶリカ。
3年前、ドスの利いた声で「死ねばいい」と言っていたと人と同じには見えない。
<ゾクッとしたセリフ①>
ニッコニコで「雨宮リカ、28歳です」(byリカ)
本間が会う場所に指定したのは、リカと大矢の思い出の店。リカはついに“運命の相手”とご対面し、満面の笑みで「私、雨宮リカ、28歳です」と自己紹介する。
お約束の年齢詐称に、ネットでは「出た!28歳」「笑ってしまう」といった反応が。本間は、一瞬驚くが、そのまま会話を進めていく。
<ゾクッとしたセリフ②>
また「やっと出会えた、運命の人…」(byリカ)
本間が街でもらった黄色いガーベラをリカにプレゼント。リカは、そのやさしさを愛情と勘違いする。
「結婚するなら運命の相手としたい」とカメラ目線で言い切るリカ。
「結婚…」とたじろぐ本間。
「リカ、28歳で結婚するのが夢なんです」と前のめりのリカ。
「28…」と引いてしまう本間。
顔がどんどん曇っていく本間だが、話を合わせるように「リカさんならきっといい奥さんになれますよ」と言ってしまう。
仕事の急用で帰ることになった本間の後ろ姿を見ながら、「やっと出会えた、運命の人…」とつぶやくリカ。
3年前とまったく同じセリフに、ネットでは、「ロックオン!」「大矢先生と同じ運命?」などと、恐怖を予感したコメントがあがった。
<ゾクッとしたセリフ③>
「たかおさん、何も嘘はついていないですよね…」(byリカ)
翌朝、本間は坂井にリカと会ったことを報告。このシーンで、「あれは確実にサバ読んでるな」「自分のことリカって呼ぶんだよ」と、劇中で誰もツッコミを入れてこなったリカの不自然さに登場人物として初めて言及しネットもざわつく。
そんな中、リカから続々とメッセージが届くが、坂井は放っておいた方がいいとアドバイス。リカは、自宅でガーベラのハーバリウムを作りながら、本間からの返信がなくて落ち込んでいた。
本間が自宅でスマホを見ると、非通知の着信が30件。1分おきにリカから留守電が入っていた。そこへ、再び非通知の着信があり留守電につながる。
「たかおさん、何も嘘はついていないですよね…」と、これまでとは違う、低く訴えるようなリカの声。
いよいよ始まったリカのストーカー行為に、ネットでも「こわ!」「もう逃げられない!」「執念がヤバイ」と書き込まれ、視聴者にも戦慄が走る。
実は、本間が急用で帰ることになった際、後をつけていたリカ。そこで、同僚が「本間」と呼びかけたのを聞く。翌朝、本間の会社を訪ねると、“神宮寺たかお”がいないことを確かめた上で、本間を呼び出す。本間は、本名も勤務先も教えていないのに、リカが訪ねてきたことに驚きを隠せない。
リカの新しい恋が、ついに動き出した。本間はもう逃げられないのか――。