<ロングコートダディ コメント>

――収録はいかがでしたか?

堂前:昔、工場のアルバイトで、ベルトコンベアで流れてくる鶏肉を、決められたグラム数に取り分ける作業をしてたんですけど、あれから10年以上経って、今度は自分が流れてくる側になっているというのが、とても感慨深かったです。

兎:僕は、昔から憧れていた父親と同じ制服を着て出演できたのが、感慨深かったです。

――兎さんのお父さまは、警察の仕事をしていたのですか?

兎:あ、すみません、それは言えないです。

堂前:(笑)。あと、お客さんの雰囲気があったかくて、それはありがたかったんですけど、ネタよりも、カーペットが動いたときの方がウケてたような気がして…。

兎:確かに。カーペットが動き出した瞬間、「フゥ~!」ってなってたもんね。

――デビュー当時、お2人は『爆笑レッドカーペット』についてどんな印象を持っていましたか?

堂前:よく見てましたよ。たくさんの芸人さんを一気に見ることができて、楽しい番組やなと。

兎:僕もよく見てたんですけど、当時住んでた家がすごく狭くて、テレビを置く場所が棚と冷蔵庫の間しかなかったんです。だから、画面の両端が見えなくて、真ん中のところしか見えてなかったので、床が動いているなんて全然知らなくて。編集で芸人さんが左から右にシュッと動いてるだけだと思ってたんですよ。だから今日、こんなにも床が動いてるんだと知って、びっくりしました。世の中、まだまだ知らないことだらけですね。

――当時、番組のオーディションを受けたことは?

兎:う~ん、あったかもしれないですけど…。

――どちらかというと、視聴者として楽しんでいた?

堂前:はい。割とそんな感じやったと思います。

――コラボしてみたい“レッドカーペット芸人”はいますか?

堂前:レッドカーペット芸人ではないですけど、ママタルトの大鶴肥満と一緒に出てみたいですね。ネタは何でもいいんですけど、カーペットの動きを遅くして、ゆっくり消えていきたいです。

兎:あ、それはいいね。重量級の芸人さんを集めるのも面白いかもしれない。カーペットがギュルギュル~って音を立てて。

堂前:空回りしてたら、さらに面白いんですけどね。

兎:音はするけど全然動いてないぞ、みたいな。

――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。

堂前:放送は、1月2日ですよね?…え~、まだまだあけましておめでとうございます!まだまだ続くよ、正月のお笑い番組!行け!

兎:行け!正月を楽しめ!寝るな!…以上です。