<DOMOTO コメント>

堂本光一(以下、光一):1年ぶりの『堂本兄弟』ですが、今回は改名後、初めてDOMOTOとしてお届けする回になりました。そういう意味では「本当にDOMOTO兄弟になったな」という感覚もありましたね。雰囲気はいつも通りですが、西川(貴教)くんがいなかったので、少し落ち着いた空気感もありました。

堂本剛(以下、剛):そうですね。改めてDOMOTO兄弟になりましたね。

光一:もちろん、西川くんも恋しかったですが、このメンバーが集まると、やっぱり自然といつもの空気になります。ゲストのお二人もすごく楽しくトークしてくださって、すてきな時間になりました。

――橋本環奈さんとの『木枯しに抱かれて』のセッションは、いかがでしたか?

剛:お母さまが小泉今日子さんのファンで、カラオケで歌われてよく聴いていたそうで。今回「歌いたい」とリクエストされたそうなんです。

光一:でも、高見沢さんが曲を作られたことは、環奈ちゃんは知らなかったみたいです。高見沢さんの感性あふれる楽曲をみんなで演奏できてうれしかったです。

剛:俳優さんは「歌唱は難しいです…」とおっしゃる方も多いんですが、橋本環奈さんは「歌います」と、いつも引き受けてくださって有難いです。環奈さんが歌われている姿は、なかなか拝見できませんので、新鮮です。

光一:ピュアな歌声で、とてもすてきでした。

――木村拓哉さんとの『愛のかたまり』は、いかがでしたか?

光一:この曲は事務所の後輩だけでなく、いろいろなアーティストの方がカバーしてくださってる楽曲なんです。でも考えてみると、先輩と歌うことはなかったかな、と。それを、まさか木村先輩と歌わせていただくことになり…隣でガチガチに緊張しながら歌いました。木村先輩の声も聞かせていただいて。先輩が歌うと“木村ワールド”に一瞬にしてなる感じが、改めてすごいなと思いました。

剛:僕もガチガチになりましたけど、木村さんが「一緒に歌おう」と言ってくださって本当にうれしかったです。今後、木村さんと『愛のかたまり』を歌う機会はないに等しい…いや、ないと思います。

光一:20数年前の曲ですけど、今までそういう機会がなかったもんね。

剛:今回、『堂本兄弟』でそういう機会をいただいて有難かったです。今後そういう機会はないんじゃないかな、と思うくらい貴重な機会になりましたので、ぜひご覧いただきたいですね。