<松下由樹 コメント>

――原田泰造さんの印象は?

原田さんとは、前にも共演させていただいたことがあります。このドラマは原作があるというより、当て書きで作られているんじゃないかと思うくらい、原田さんにピッタリな役で面白いですね。

――五十嵐美穂子という役どころをどうとらえていますか?

五十嵐美穂子の原作のイメージは仕事のできる人。最初、原作の印象で台本を読んでいたんですけど、台本はより美穂子のバックボーンからいろいろなものが膨らんでいるので、ちょっとずつ自分の中でイメージを変換しています。

大地との関係だったり、彼女一人の思いだったり、母親の気持ちも含めてより伝わって、素敵だなと思いましたので、台本にある新たなイメージを膨らませて作れたらいいなと思いました。

大地もすごくいい子だし、すごく温かい作品なので、そういうものも大事にしたいなと思いました。

――演じるにあたって苦労した点はありますか?

苦労というふうには思わないですけど、やっぱり「向き合っていく」っていうことはすごく大変なことなんじゃないかなという思いは持っていようと思っています。葛藤とか、そういうものに向き合っている人たちへの応援歌になればいいなと。

また、母親として息子への寄り添い方や、彼が傷つくと親も傷つくという気持ちの同調、彼をどう見守っていけばいいのかとか、そういうものをほんのちょっと気持ちの中にエッセンスとして持って演じたいと思っています。

全体的に明るいドラマですが、それぞれに立ち向かっているイメージを自分でも感じて演じています。

大地がなるべくさらっと本音を言えるように、美穂子は自分が傷つく姿を見せないようにしてきたのではないかと想像したので、演技の中に取り入れました。

――自分の常識がアップデートできていないなと感じることはありますか?

昭和って意外と面白いことがたくさんあったなって思っちゃうこと自体がアップデートできていないのかもしれない(笑)。

昭和は、面白いことや初めてのことがいっぱいあったじゃないですか。イタメシとかいう言葉も、ファッションも、それこそ美容もメイクも、あらゆるすごいものがあったので、そうやって思っちゃう瞬間に「あれ?アップデートできてないのかも…」という感じは受けたりしますね。

でも、だから面白いんですよね。誠の気づきながらもがいてアップデートしていく様子が。

――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。

いろいろな人を見る目、その人の思い、感じ方、付き合い方…本当に多様な関係性がある中で、どうやって自分が向きあっていくのか?

そう思ったときに、好きな人は変わらないし大切な人は変わらない。その思いの中で向き合っていくんだなと大地を通して感じることがあります。

温かい視線、気遣いや思いやりが感じられるので、そういうところを見てもらいたいなと思います。

『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』第3話は、1月20日(土)23時40分より、東海テレビ・フジテレビ系で放送されます。