<清乃あさ姫 コメント>

初めての主演ということもあり、お話をいただいたときは不安やプレッシャーが大きかったです。共演者の方々やスタッフのみなさんに支えられ、奏として生きられたと思います。

台本を読んだときから登場人物たちが抱える“心の揺れ”に共感することが多く、自分の中にもある未熟さや弱さと向き合いながら撮影に臨みました。

誰しもが心のどこかに抱えるコンプレックス、孤独やもどかしさ、言葉にならないリアルがたくさん詰まっています。1話1話が短いからこそ、感情の揺れやその空気感が、まっすぐに伝わってくると思います。

正しさや境界線があいまいな現代に、人を思うことの不器用さややさしさを感じてほしいです。そして、共感しながら心で受け取ってもらえたら、うれしいです。