副総理大臣の大門雄二(山路和弘)が八飛市出身だと気づいた浅川恵那(長澤まさみ)は、新聞記者のまゆみ(池津祥子)に大門の身辺調査を依頼。
かつての斎藤正一(鈴木亮平)の言動から、警察に対し絶大な力を持っていた大門が、事件に何らかの形で関与しているのではないかと考えたのだ。
<ドラマ『エルピス―希望、あるいは災い―』の関連記事>
<【写真7枚】この記事の写真を見る>
一方、経理部へ異動した岸本拓朗(眞栄田郷敦)もまた、引き続き事件を追っていた。
しかし、新たな手掛かりは何も得られず、調査は八方ふさがり。このままでは松本良夫死刑囚(片岡正二郎)を救い出すどころか、事件は風化してしまう──。
落ち込む拓朗が村井喬一(岡部たかし)に愚痴をこぼしていると、そこへ、とんでもないニュースが飛び込んでくる。
やがて、まゆみの協力により大門に関わる重要人物のリストを手に入れた恵那は、ある仮説を立証すべく、多忙な自分に代わってその人物たちを調べてほしいと拓朗にリストを託した。
局の看板アナウンサーに返り咲き、もはや自分とは違う世界の住人となった恵那の態度に、不満とどこか寂しさを感じる拓朗。
するとその矢先、拓朗の元に意外な人物から電話がかかってきて…。