フジテレビ系オトナの土ドラ『リカ』は、愛に飢えた自称28歳の“純愛モンスター”リカ(高岡早紀)が、運命の相手を手に入れるために周囲を破滅に追い込んでいくサイコスリラー。
11月23日(土)放送の第7話では、リカの本間隆雄(=たかお/大谷亮平)への狂気の愛が加速し、またもや犠牲者が…。リカの魔の手が本間の家族にまで伸び、視聴者の背筋が凍りつく展開に。
ネットが震えた“ゾクッ”とするセリフ&シーンをプレイバックする!
<ゾクッとしたセリフ①>
「リカはストーカーなんかじゃない!」(byリカ)
リカは、千秋(夏菜)が設置した盗聴器で、本間が探偵の原田(柏原収史)に相談する会話を盗み聞きしていた。それでも「リカはストーカーなんかじゃない!」と憤るリカ。
これには視聴者も、ネットで「いやいやw」「ストーカー以外の何者でもない!」と総ツッコミ。「自覚のなさが逆にゾッとする」といった声も。
<ゾクッとしたシーン①>
ターミネーター化したリカの全力疾走
本間が会社を出ると目の前にリカがいた。誤解を解こうと近づいて来るリカだったが、本間は走って逃げ、急いでタクシーに乗り込む。振り返ると、全力で追いかけてくるリカの姿が!
バッサバッサと音を立てて腕を縦に振りながら、人間とは思えない速度でタクシーとの距離を縮めていくリカに「全力疾走キターー!」「待ってました!」「サイボーグみたい」「いや、怖いんだけど…大爆笑!」と、ネット上は、この日一番の盛り上がりを見せた。
赤信号でタクシーが止まると、突然リカが窓に出現。「開けて!」と両手で窓を叩き、ドアノブを無理やり引っ張る。ドアを引きちぎりそうな勢いで、動揺する本間は信号が赤にも関わらず「運転手さん、(車を)出して!」と声をあげた。
結局、タクシーは高速道路に進み逃げ切るが、リカは「どうして逃げるの…」と肩を落とした。
その夜、リカは自宅で自分の写真を切り抜いていた。それを、本間と娘・亜矢(稲垣来泉)の写真に貼り合わせて「3人家族。素敵」、とうれしそうに見つめ…。
翌日、原田が本間を訪ねてくる。手には、リカと千秋が務めていた花山病院のスタッフリストがあった。千秋は正体がバレるのではと焦るが、離婚して名字が変わっていたため気づかれなかった。
千秋は、リカと距離を置こうと心に決めるが、電話で「正直に全部話しなさいよ!」とすごまれると萎縮して、原田が本間の家を張り込んでいると話してしまう。怒ったリカは、原田の画像を見つめて「死ねばいい」とつぶやく。
その夜、原田が張り込みを終えて帰ろうとすると、そこには注射器を持ったリカがいて…。
翌朝、テレビのニュースは、原田が川で溺死したと伝えた。その後、原田の元同僚で捜査一課の菅原(藤岡正明)が本間を訪ねて来る。菅原によると、原田の死には事件性がなく捜査は行われないという。
そこへお茶を持ってきた千秋は、「リカには協力者がいたはず」という菅原の話を聞いて怯え出し、早退してしまう。
千秋は、盗聴器も解除しリカからの電話も拒否。リカは、舌打ちすると「逃げたのね」と恐ろしい形相に。
翌日、無断欠勤の千秋を心配した本間は、自宅に連絡を取ろうと見た履歴書で、千秋が花山病院に勤めていたことを知る。
<ゾクッとしたセリフ②>
「亜矢ちゃん、とぉってもかわいいもの」(byリカ)
そんな中、本間のもとに亜矢が行方不明だと妻・葉子(徳永えり)から連絡が入った。慌てて自宅に戻った本間は葉子に事情を説明。すると、そのタイミングでリカからの電話が…。
原田の死亡をニュースで知ったというリカは、探偵がいなくなったからゆっくり会える、と話し始める。「たかおさんと、リカと、亜矢ちゃんと…」と言ったため、本間は「亜矢にひどいことをしたら絶対に許さないぞ!」と声を荒げる。
リカが「そんなことするわけないじゃない。だって亜矢ちゃん、とぉってもかわいいもの」と微笑むと、ネットでは「亜矢ちゃんどうなっちゃうの!?」「話が通じないのがリアルで怖い」と恐怖にかられた視聴者のコメントが相次いだ。
さらに、本間が「亜矢を返せ!」と怒鳴ると、リカは幼少期に母親から虐待されていたことを告白。涙ながらに「子どもに寂しい思いをさせるような親にだけは絶対にならない」と力を込めて言う。
本間が「亜矢は関係ないじゃないですか」と返すと、「だって私たち家族になるんだから」とリカ。やがて「たかおさんが私の気持ちをわかってくれるまではもう連絡しないから」と言い電話を切ってしまう。
その後、リカは、自分で作った子ども服を持ってベッドルームへ。そこには少女なのか、子供の足だけが見えて…。
本間は家族を守ることができるのか――。11月30日(土)放送の第8話はついに最終回。リカの身に起こる衝撃の結末とは!?