<櫻井翔 コメント>

――第2弾の放送が決まったときは、どう思いましたか?

第1回目の放送が終わったあと、深夜の徹底取材が印象深かったと自分の周りでも反響が大きくて。

そんなスペシャル番組の第2弾放送ができるのは、すごくうれしかったです。深夜、みんなが寝静まった中で働いている方たちを取材できるというのは、ほかにない機会なので、すごく楽しんで今回もロケしました。

――今回のロケはいかがでしたか?

海上保安庁のロケで印象に残ったことは、まずは、夜中でも、いつ事件事故が起きてもおかしくないという緊張感ですね。

実際、ロケ中も2件の通報があって。夜中でも、これだけの緊張感があるなかで、みなさん働いていらっしゃるんだなというのが印象に残りました。あとは、ダウンウォッシュのすさまじさ。ヘリの下にいた末澤くんの持っていたカメラが壊れていましたし、相当強い風だったんだなと思いました。

あと、救助する方が、ためらいもなくほんの数秒で、ロープ1本をつたい救助を求めている人のもとに飛び降りていかれたのに驚きました。あくまで訓練体験でしたが、あれが実際海のなかで起きたらと考えると、緊迫感は相当なものでしょうし、命を守る、救う仕事って改めてすごいなと思いました。

USJのロケは、平時のテーマパークの夜の顔ではなく、ハロウィーンからクリスマスに変わる限られた時期の夜の顔だったので、なおのことスペシャルだなと思いました。

加えて、クルーの方の食堂だったり清掃の様子だったり、本来表には見せないような部分かと思うのですが、クルーの方が日常のお仕事にどのように取り組んでいらっしゃるのかしっかり見せてもらえたのはありがたかったです。

クリスマス・ショーのリハーサルの様子も見させていただきましたが、僕もコンサートのリハーサルなどは初日を迎えるまで夜中に及ぶことも多いんです。たくさんの人を笑顔にする、ステージの裏側あるあるみたいなところも感じられて、共感する部分は大きかったです。

――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。

海上保安庁という安心安全を生む場所と、USJの笑顔を作る場所が、真夜中にどんな準備をしているかを見られる貴重な機会だと思います。一緒にロケにいった方々と、眠い目をこすりながら楽しく取材したので、その様子を楽しんで見てもらえたらうれしいです。