──第1話では、荒波が事件の説明中、「しゃべり疲れた」と言って二宮に説明を代わってもらうシーンがありましたね。
成海:あれ、ユースケさんのアドリブです!
ユースケ:自然にセリフを分けるために(笑)。昔から、刑事もので、リハーサルをしたように順番に説明をしていくのがおかしいなと思っていたんです。だから、新しい技を開発していきたいなと思っていて、「しゃべり疲れた」というのがその第1弾です。
──ここまでの撮影で、印象的なシーンはありますか?
ユースケ:第1話の冒頭シーンがこのドラマ全体のクランクインだったんです。だから、僕らもスタッフも初めての撮影で、そこで現場のトーンが決まると思ったから結構シリアスにやっていたんですけど…まさか、こんなにぎやかな現場になろうとは(笑)。
この現場にいると巻き込まれちゃうから、1人になりたいときは自分で輪に加わらないようにしないといけないんだよね。それもこれもすべて藤原くんのせいだと思ってるんだけどね(笑)。
ただ、2人は印象に残ってるシーン、違うと思います。
成海:ほとんど「全決」の部屋と捜査会議でのシーンなので…(と考え込む)。
ユースケ:同じようなシーンが多いんだよね。
成海:あ、思い出しました。初日の撮影でユースケさんが劇中に出てくる神のような存在のヒルコを「卑弥呼」と呼び間違えていて(笑)。
ユースケ:俺ね、そこで間違えたことをきっかけに、 そのあと5回ぐらい間違えていて(笑)。しかもマジボケで。
成海:「卑弥呼って言ってますよ」ってお伝えして、初めて気づくという(笑)。
ユースケ:全然気づいていなくて。そこから笑いが止まんなくなっちゃうし。
ユースケ・サンタマリアが「気持ち悪かった…」と語る“毛虫事件”
──それだけ笑いあふれる現場でも、物語はシリアスで、切り替えが大変ではないですか?
ユースケ:大変です。ストレスでもあるし(笑)。でも、お芝居以外の部分で黙って淡々とやっていてもつまらないですからね。
──小宮さんは、印象に残っているシーンはありますか?
小宮:これも笑いの話になってしまうのですが…藤原さんがユースケさんのセリフを増やしたがるんです。何か物を取る時ときに「バレないように『熱っ』って言って」とか(笑)。
ユースケ:なんで俺がそんなことしなきゃいけないんだろうね。そんなの撮り直しになって時間がかかるだけなのに。
小宮:あのときも、笑いすぎて15分ぐらい止まりましたよね(笑)。
ユースケ:本当に良くないよね。僕らは楽しいかもしれないけど、スタッフさんは苦虫噛み潰した顔をしてる人結構いるんですから(笑)。
成海:スタッフさんは何も楽しくないですよね(笑)。
ユースケ:本当に「ごめんなさい」と思ってます(笑)。…あ、一つ印象的なシーン思い出しました。あれ…高架下の。
成海:私、行ってないです。
小宮:あれはユースケさんだけでした。
成海:毛虫事件ですよね?
ユースケ:そう。雨が降った翌日、すっごい暑い中で撮影していたんですけど、日陰が高架下のそこだけしかなかったんですよ。毛虫たちも暑かったんでしょうね。信じられないぐらいいっぱいいて。1話の遺体が見つかるシーンは、そんな状態で撮影していました。
小宮:聞いた話だと、本当にやばかったらしいです。
ユースケ:あれ気持ち悪かった…という、毛虫エピソードでした。