12月4日(木)、アジアの優秀なコンテンツを選出する国際賞「アジアン・アカデミー・クリエイティブ・アワード 2025」がシンガポールで開催され、フジテレビ報道番組『新証言×新事実 世田谷一家殺害事件「解決への鍵」』が、ニュース番組部門(BEST NEWS PROGRAMME)で最優秀賞を受賞しました。
綿密な調査報道によって新たな犯人像を浮かび上がらせることに成功
「アジアン・アカデミー・クリエイティブ・アワード」は、アジア・太平洋の17の国と地域から選出されたコンテンツの中からNo.1を決め、世界に発信する国際賞で、アジア最大のコンテンツ受賞式。2018年から始まったこの賞は、それぞれの国・地域で一作品が代表に選ばれ、ナショナルウィナーとして最終審査に進みます。
『新証言×新事実 世田谷一家殺害事件「解決への鍵」』は、日本で最も広く知られている未解決事件について、綿密な調査報道によって新たな事実を掘り起こした点が高く評価されました。
独自入手した現場写真や警視庁が極秘に行った犯人のDNA解析などから、新たな犯人像を浮かび上がらせることに成功。犯人逮捕に向け、アメリカで犯罪捜査に用いられているDNAプロファイリング技術を日本に導入するための法整備の必要性を訴えました。
長期未解決事件の犯人逮捕のため、今何が必要なのか、それに的を絞った高いジャーナリズム性と、犯罪事実に対する明晰さと深い洞察、そして真相に迫ろうとする姿勢が審査員から強い支持を得ての最優秀賞受賞となりました。フジテレビの番組が最優秀賞を受賞するのは初めてとなります。
ほかにも、フジテレビからは『中村屋ファミリー 父が遺した約束…硫黄島の奇跡』が単発ドキュメンタリー部門(BEST DOCUMENTARY PROGRAMME – ONE-OFF)で日本代表に選ばれ、最優秀賞にノミネートされていました。
