岡村隆史のトークバラエティ『おかべろ』(毎週土曜 午後2時27分~2時57分 カンテレ・関西ローカル)の進行役として、NON STYLEの石田明が“2代目店長”に就任することが決定した。2019年7月6日以降、“アルバイト”としてさまざまな芸人が交代で番組を進行してきたが、12月7日(土)の放送回から石田が店長としてレギュラーメンバーとなる。

石田店長の初回ゲストは千原兄弟 石田「もっと純粋に緊張したかったのに…」

今回のゲストは千原兄弟。石田は1990年代、当時の心斎橋筋2丁目劇場(1999年閉館)に通うお笑いファンのひとりとして千原兄弟のライブを見ており、「変な緊張します…」とこぼしていた。

まずは千原ジュニアだけが登場。岡村とジュニアは、業界内で「共演NG」という噂すらあったといい、久々の共演に石田の緊張も倍増していた。

そんな中、石田が「今日、ぼく店長になったんです」と宣言すると、岡村も笑顔で拍手。番組のエンドトークでは、岡村が「頼むね!どんどん(お店を)大きくしていって!」とコメントした。

番組では、ジュニアと岡村がお互いを避けるようになった理由や、当時の2丁目劇場の裏側など、数々の噂話を紐解いていく。さらに翌週12月14日(土)放送予定の後編では兄・せいじが登場。不倫騒動について謝罪するほか、海外ロケでの驚きのエピソードなどを語る。

収録後、店長としての任務を終えた石田は「店長初日やから、純粋な緊張をしたかったんですけど、めちゃくちゃねじれた緊張になりました」と話し、新たな店長の就任に岡村も「前店長(ロンドンブーツ1号2号 田村亮)は美味しいコーヒー豆を探しに行って、見つかったとか見つからへんとか…。いつかおいしいコーヒーを飲めるんかな?(笑)石田は、収録が終わった後の声のトーンだったり、たたずまいが一緒なんです。そういうのが心地がいい。ええ店になるなと思ってます」と信頼を見せた。

岡村「石田のカンペ見る目とか好き(笑)」

<岡村隆史 コメント>

「石田が全部進行してくれるので、すべてお任せしています。石田がチラっとカンペを見る目とか、好きですね(笑)石田は、収録が終わったあとの声のトーンだったり、たたずまいが一緒なんです。そういうのが心地がいい。終わっても「わーっ」と喋ってくる人もいるじゃないですか。そうじゃなくて、すっと幕を下ろす感じ、というんですかね。そういう感覚が合うんだろうなと思います。

あと、お笑いにはすごく詳しいので、賞レースのチャンピオン芸人とかが来るときに、パシっと解説してくれるんだろうなと思ってます。漫才のことは石田に聞いたらいいと思ってるので。全部石田に任せて、僕は極力自由にさせてもらえたらなと。ええ店になるなと思ってます」

<石田 明 コメント>

「アルバイトで何回か入らせてもらったので、そこでどういう評価を得たのか分からないですけど、店長に就任できて嬉しいですね。岡村さんとは、温度感が似ているというか、“あ、エンジンかけにいかはったな”とか結構わかるし、“よし、それに便乗していけばいいんですね!”という道しるべになっています。

まさか今日のゲストが千原兄弟。すごかったですね。店長初日やから、純粋な緊張をしたかったんですけど、めちゃくちゃねじれた緊張になりました。当時、2丁目劇場に見に行っていて、ほんまに怖い人たちがいるところやと思ってましたからね(笑)そんな話も笑ってできる時代が来たのか、と思いました。忘れられない一日になりましたね。

 “店長”というのは独特のポジションで、別に岡村さんがやってもいいし、進行という意味ならアナウンサーでもいいポジションなので、難しいなとは思いますが、いいアクセントになれればいいなと思ってます」