嵐が5大ドームで全50公演、約237万人を動員したツアー「ARASHI Anniversary Tour 5×20」のファイナル公演直前に、5人そろって会見に参加。新たなニュースとともに、ツアーで感じた感謝の思いを語った。
会見場に姿を見せたメンバーは、まず「僕たちから先にお話をさせてください」と、それぞれがツアーファイナルを迎えた率直な思いを話すことに。
櫻井翔:50公演、毎回ファイナルのような皆さんの熱を感じながら、1日ずつ大切な思いで(コンサートを)やってきました。
相葉雅紀:50回、(すべての公演で)素晴らしい景色を見せてもらって、感謝しかない。
大野智:ファンの方のパワーを改めて感じました。今日の公演で精一杯、感謝を伝えたい。
二宮和也:50公演の日程を発表した時の歓声に応えられるものにしたいと思ってやってきましたが、本当にあっという間で。皆さんには感謝のひと言しかありません。
松本潤:もう終わっちゃうんだという寂しさと、やり切った達成感が入り混じった感じがしています。
続けて、嵐が2009年から10年かけて行ってきた5大ドームツアーの裏も表もグッズもすべてを収めた写真集「ARASHI at 5DOMES 2009-2019」の発売を大野が発表。
「『ARASHI Anniversary Tour 5×10』からのコンサートを収録した全10冊で、ファンクラブ限定で発売します!」と、珍しく(?)きっちりPRする大野にメンバーも驚いた様子で、松本から「すごい!ちゃんとしゃべりましたね(笑)」とお褒めの言葉が。大野はドヤ顔を見せた。
そして、年末に聞かずにはいられない“今年の漢字1字”を聞かれたメンバー。「1人1字ずつ」ということで、回答順が大事となるが、ここは松本が誰よりも早く口を開き、力技で1番をゲット。櫻井が「クソーッ!」と、悔し気な声を上げて笑いを起こした。
肝心の今年の1字は…
松本:「感」。おかげさまで20周年を迎えられて、感謝の年だったので。
二宮:「進」。ここまで5人で進んできましたし、これからも嵐として新しい分野に進んでいきたいから。
大野:「近」。今年はファンの子とすごく近づけた年だったので。
相葉:「五」。本当に5人でたくさん一緒にいたし、たくさん話し合った年でもあったので。
櫻井:「恩」。このツアーで恩返しをしたいと思っていたけど、ツアーを回りながら、また新たに返さなければいけない恩をたくさん感じた年だったから。
と、やはり20周年を迎えたことや、ツアーが大きな存在だったようだ。
2020年いっぱいでの活動休止を発表している嵐。松本は「いまだ不安に思われている方がいることはSNSなどでも見ています」と、ファンの思いをくみながら「でも、僕たちは、この1年をどうか一緒に楽しんでもらいたい」と呼びかけ、会見を締めくくった。