井上真央さんが主演を務める映画「わたしのお母さん」の完成披露上映会が行われ、井上さん、石田えりさん、杉田真一監督が登壇しました。

この作品は、幼いころから苦手意識を持っていた母と、思いがけず同居することになった娘の複雑で繊細な心境を描いた物語。

劇中で、深い溝のある親子を演じた井上さんと石田さん。

撮影を振り返り、石田さんが「(撮影現場の雰囲気が)きつかったですよね?」とぶっちゃけると、井上さんは「そうですねぇ」と反応。

石田さんが、「ハッキリ言って、楽しくなかったですよね」と続けると、井上さんは笑いました。

そんな撮影現場で井上さんの楽しかったことが、「レジ打ちの練習」だったそうで、「(撮影現場の)スーパーの店長と、ベテランのニシダさんに教わりながら練習をして、お惣菜をそこで買って、ホテルに帰って、1人で食べる」と明かすと、石田さんは「かわいそう…」とポツリ。

井上さんは、「そんな“楽しい”思い出です」と、強調して会場を笑わせました。

作品概要

三人姉弟の長女で、今は夫と暮らす夕子は、急な事情で母の寛子と一時的に同居することになる。

明るくて社交的な寛子だったが、夕子はそんな母のことがずっと苦手だった。不安を抱えたまま同居生活がスタートするが、昔と変わらない母の言動に、もやもやした気持ちを抑えきれない夕子。

そんなある日、ふたりの関係を揺るがす出来事が…。

映画「わたしのお母さん」は、11月11日(金)より、全国公開
©2022「私のお母さん」製作委員会