すでに2作目の構想も「必ず書き上げます!」
本好きになったきっかけは、「幼少期から身近な存在ではありましたけど、THE RAMPAGEになってからガッツリとハマっていきました。きっかけは、寮生活をしていた10年ほど前に、ボーカルの川村壱馬から『ルビンの壺が割れた』(新潮社刊)という本を勧められたことで、めちゃくちゃ面白くて一気読みし、そこから読書欲が爆発しました」と回想。
そして、推薦文を寄せた三浦さんのほか、染井為人さん、凪良ゆうさんら人気作家陣に原稿をわたしてはアドバイスをもらうなど、普段から親交があることも明かしました。
本書をさっそくTHE RAMPAGEのメンバーにわたしたところ、続々、反響が届いているそうで、「浦川翔平は本をまったく読まず、活字にもふれないタイプなのですが、最初の1、2ページを読んだら止まらなくなり、どんどん読み進めていったという話を聞き、作家冥利につきるというか、まさしくそういうことがしたかった」と感激の面持ち。
タイトルにちなみ、最近の“選択”に話がおよぶと、所属事務所の先輩でもあるEXILEのTETSUYAさんとイベントで福井県鯖江市を訪れた際、帰りの新幹線の車内で起きたハプニングを回想。
「鯖寿司を食べようとなって、僕が後輩なので『やりますよ』と醤油の袋を開封したところ、派手にこぼしてしまい、白いパンツを醤油まみれにしてしまいました。先輩に甘えて、(開封を)お願いしたらよかった」と苦笑いで後悔している選択を明かしました。
今後の執筆予定を問われると「1、2週間前からまだメモ程度ですけど、2作目を書き始めています。『選択』を書き終えてちょっと燃え尽きた感がありましたが、9月の東京ドーム公演を終え、夢を叶えたキラキラした思いだけではなく、一筋縄ではいかなかった過去と向き合っているうちに、自分にしか書けないものを描いてみたいと思った」と発言。
続けて「まだ構想段階なので、こんなに大風呂敷を広げて大丈夫かなと。後戻りできなくなってヒヤヒヤしていますが、これからも書き続けます。必ず2作目を書き上げます」と力を込めました。
『選択』岩谷翔吾(THE RAMPAGE)原案:横浜流星/幻冬舎