毎回さまざまなジャンルで活躍するゲストが集い、多彩な話題や事象を取り上げていくフジテレビのトーク番組『ボクらの時代』。
2020年最初の放送となる1月5日(日)は、林家正蔵、林家たま平、海老名香葉子が登場する。
正蔵:あけましておめでとうございます。
海老名:おめでとうございます。
たま平:おめでとうございます。
正蔵:令和になって初めてのお正月ですね。
海老名:はい。昭和、平成、令和。三代に渡って生きました。
正蔵:(孫の)たま平のいいところはどこですか?
海老名:テレビ通して見ると、本当に素直でね、性格そのものが表れて、うれしいなと思う。
そんな祖母の言葉を、真面目な顔で聞くたま平。だが、海老名はその顔を見て「あんた、まずい顔なのよ」と手のひら返しの一言。
さらに、正蔵の外見へも苦言が飛び火し、正蔵らは「生んだのは誰だ」と苦笑いする。
正蔵は、1978年に父・初代 林家三平に弟子入りし、林家こぶ平としてバラエティ番組などに出演。2005年に九代林家正蔵を襲名し、古典落語を中心に活躍している。
海老名は、林家一門のおかみさんとして、夫の三平が亡くなってからも噺家の伝統を継ぐ家族と総勢40人の一門を束ねてきた。
たま平は、2013年に父である正蔵に弟子入りし、2017年に二ツ目に昇進した落語家。学生時代はラグビー部に所属していて、昨年はラグビーを題材としたドラマ『ノーサイド・ゲーム』に出演し、俳優デビューした。
「たま平は芝居がうまいね」に正蔵嫉妬!?
正蔵:あのドラマを見てたときは、やっぱりうれしかったんですか?
海老名:うれしかった。
正蔵:こないだもね、楽屋口でね「たま平は芝居がうまいね」って。いろんな先輩方がだよ。
たま平:へぇ(と、うれしそう)。
正蔵:ちょいと口うるさい先輩方が「たま平ってのは、芝居がうめぇな」「おめぇよりうめぇよ」って言われた時にね、親子の縁を切ろうと思った(笑)。
海老名:(笑)。
学生時代にスポーツを続けていたたま平に対し「初めてせがれをうらやましいと思った」と明かす正蔵は、「なんで(ドラマの出演のきっかけにもなった)ラグビー始めたの?」と問いかける。
一方、海老名から「あんたは(運動は)全然ダメだったのよねぇ」と言われた正蔵は、自身の少年時代を振り返る。
弟子入りして2年で、師匠であり父である三平を亡くした正蔵は、実の息子であるたま平を噺家として育てていくことへの葛藤や思いを語る。
また、正蔵、たま平ともに父と同じ落語家の道を進むと決めた際のエピソード、さらに、正蔵を襲名する前の「こぶ平」という名前に込められた父・三平からの思いも明かされる。
ほか「こんな話したことない」という、好きな女性のタイプや結婚観、「女遊びは芸の肥やしか」という話題についても言及する。