『silent』に、佐藤新(IMPACTors/ジャニーズJr.)さん、井上祐貴さん、石川恋さんが出演します。
10月6日スタートの木曜劇場は、川口春奈さん主演『silent』が放送されます。
『silent』は、主人公の青羽紬(あおば・つむぎ/川口春奈)が、かつて本気で愛した恋人である佐倉想(さくら・そう/目黒蓮)と、音のない世界で“出会い直す”という、切なくも温かいラブストーリーです。
紬の同僚、紬&想の同級生、想の姉
佐藤さんが演じるのは、主人公・紬(川口)が働く渋谷の大型CDショップの同僚・田畑利空(たばた・りく)。
現在就職活動中の田畑は、めんどくさがりで仕事に対するやる気をなかなか見せようとしない21歳の大学生。
そのため、普段から無気力な言動も多く、店長から頼まれた仕事も、適当な理由をつけて紬に押しつけてしまうことも。
一方で、正社員の誘いを受けている紬に就活の悩みを打ち明けたり、かと思えば、悪気なく意地悪な質問をしたりと、紬には心を許し、なついているようでもあり…。
2020年にジャニーズJr.の中から結成されたIMPACTorsのメンバーである佐藤さんは、2021年に映画「鳩の撃退法」でミステリアスな大学生役を演じたほか、ドラマ『ザ・ハイスクール ヒーローズ』(2021年/テレビ朝日)では、不良学生と高校の生徒会長という2つの役柄を見事に演じ分けるなど話題に。
今年は『高良くんと天城くん』(MBS)で自身初主演を務めています。
井上さんが演じるのは、主人公・紬(川口)の同級生であり、想(目黒)や戸川湊斗(鈴鹿央士)と同じサッカー部に所属していた野本拓実(のもと・たくみ)。
社会人になった今でも、湊斗をはじめとした、かつてのチームメートに声をかけてよくフットサルをしています。
そんな拓実は、友だち思いで熱いところがあり、それゆえに思ったことをついストレートにぶつけてしまうことも。思わぬ形で想との再会をはたすことになった親友・湊斗の悩みにも率直な気持ちをぶつけてしまい…。
井上さんは「第42回ホリプロタレントスカウトキャラバン」(2017年)にて審査員特別賞を受賞。2018年に芸能界入りし、ミュージカル「ピーターパン」で俳優デビュー。2019年に『ウルトラマンタイガ』(テレビ東京)で主人公・工藤ヒロユキを演じ、その後ドラマや映画で活躍。
昨年は『めざましテレビ』(フジテレビ)の連続ドラマ『めぐる。』にも出演。井上さんは、本作がフジテレビ系ゴールデン帯ドラマ初出演となります。
石川さんが演じるのは想(目黒)の姉で、現在は結婚して実家を離れている、井草華(いぐさ・はな)。
2歳の息子・優生(ゆうき)を連れて、よく実家に顔を出している華。幼いころは、いつも穏やかで、周りの人間への思いやりを忘れない想に比べ、妹の萌(もえ/桜田ひより)とともに自由奔放に育った華ですが、母・律子(りつこ/篠原涼子)と本音で話し合えるがゆえにぶつかってしまうことも。
耳が聞こえなくなって以降、想のことばかり気にするようになった律子に対して、複雑な思いを持っているようで…。
モデルとして活躍する石川さんは、女優としても、映画「マスカレード・ホテル」(2019年)、映画「マスカレード・ナイト」(2021年)などに出演。
石川さんが木曜劇場に出演するのは『黄昏流星群~人生折り返し、恋をした~』(2018年)以来、4年ぶりとなります。
木曜劇場『silent』は、10月6日(木)スタート!毎週木曜22時より、フジテレビで放送(初回15分拡大)されます。
<佐藤新 コメント>
まさか自分がこの作品に出演させていただけるなんて思ってもなく、少しでも関われることがとてもうれしかったです。
そして、目黒くんとご一緒出来ることは本当に光栄です。この作品は、物語もとてもリアルで、読むごとにその世界観にのめり込んでしまいました。
紬が想に対してこれからどう向き合っていくのか、この2人が今後どうなっていくか楽しみで仕方ないです。
また、目黒くんの役に対するストイックな姿勢を僕はすごく尊敬しているので、この役を目黒くんが演じたらどうなるんだろうというワクワク感でいっぱいです。
田畑利空という役は、常に脱力している感じの子で、無気力で仕事にまったくやる気がないゆとり男子という印象です。
力をできるだけ抜いて、田畑くんの何も考えてない、適当で雑な感じが出せればいいなと思いながらお芝居しました。
今回、新しい撮影環境でとてもドキドキしましたが、一生懸命演じさせていただきました。
翻弄(ほんろう)されながらも前に進み続ける2人を最後までお見逃しないように。
そして、素晴らしいキャストのみなさんが出演される『silent』、最終話までぜひ楽しんでください!
<井上祐貴 コメント>
今回お話をいただいたとき、うれしいと同時に、初めて木曜劇場に出演させていただくことにも気合いが入り、全力でぶつかってみようと思いました。
そして、台本を読み進めていくうちに、どんどんのめり込み、登場人物それぞれに感情移入し、苦しくて切ないなかにあるやさしさに心を奪われていました。
誰もが持っている繊細な感情が散りばめられていて、この台本が映像になっていくのが本当に楽しみだなと感じました。
僕が演じる拓実は、友だち思いで熱い人。でも、熱いが故ゆえに思ったことや感じたことを、言葉を選ばずストレートに言ってしまい、「傷つけてしまった」と後悔してしまう。
でも、後悔したときにきちんと謝る、伝える、ということができるのが拓実だと思っています。
同じように僕自身も悩むことがあります。自分だったらどうするか、拓実だったらどうするか、僕なりに考えながら表現できればと思います。
紬や想をはじめ、登場人物がおのおの悩み、苦しみ、葛藤しながらも前に進んでいく様子をぜひ楽しみにしていてください。
僕も、とてもすてきなキャストのみなさん・スタッフのみなさんに全力でついていって『silent』の沼に飛び込みたいと思います。
<石川恋 コメント>
生方美久さんの脚本と村瀬健プロデューサーの書かれた企画書を拝見したときに、間違いなく、多くの人の心に響く作品になると思いました。
共演者のみなさまは、尊敬する役者の方々ばかりで、同じ作品に携われることをとてもうれしく思います。
台本は、1話1話がリアルで繊細な世界観に魅了され、小説を読んでいるようでした。生方さんが紡ぎ出す言葉がすっと心に入ってきて、自然と感情が揺さぶられ、気づけばこぼれ落ちる涙を拭いながら台本をめくっていました。
きっと見てくださる多くの方の心に響く作品になると思います。
華という役は、実際に私自身と同じ長女で、弟がいるので、もし同じ境遇に立っていたらどうしていたかな…と想像しました。
きっと「自分がしっかりしなければ」と影の大黒柱のような存在になっていたのではないかと思います。
初挑戦の母役ということもあり、今まで以上に“家族”について深く考えさせられました。長女として、母として、家族とどう関わっていくか、丁寧に華と向き合っていきたいと思います。
切ない描写もありますが、愛とやさしさにあふれた温かい作品です。夏が終わり、秋から冬にかけて空気が澄んでいくように、静かにみなさまの心に響いていく作品にしたいです。
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