鈴木拡樹さんが圧巻の演技を披露しました。
舞台「アルキメデスの大戦」の公開稽古が10月1日に日比谷シアタークリエで行われ、鈴木さんや福本莉子さん、神保悟志さんらが登場しました。
本作は、「ドラゴン桜」や「インベスターZ」を手がけた漫画家、三田紀房さんによって生み出された同名のコミックが原作。数学者の視点から第二次世界大戦をとらえ、戦艦大和建造の是非をめぐって繰り広げられる攻防戦を描きます。
2019年夏には菅田将暉さんや浜辺美波さんの出演で映画化され、大きな話題に。舞台版は当初、2020年に上演予定だったものの、新型コロナウイルスの影響で全公演中止となり、2022年、改めて公演が行われることになりました。
“100年に1人の天才”といわれる元帝国大学の数学者・櫂直(かい・ただし)に鈴木さんが扮するほか、櫂に協力する尾崎財閥令嬢・尾崎鏡子を福本さんが演じます。
“2.5次元界の神”と呼ばれ、どんな役柄でも憑依させてしまうと評判の鈴木さんは、元帝大の数学者ながら、その類まれなる計算力をかわれ、異常に安く見積もられた巨大戦艦建造費の謎を解き明かすべく招集された、海軍主計少佐を情熱的に体現。何かにとり憑かれたように一心不乱に数式へと向かう姿は、凄みにあふれていました。
また、序盤の学生服から和服、軍服と何パターンも衣装をチェンジし、数奇な運命に巻き込まれていく主人公の激動の半生を熱演しました。
一方、鏡子役の福本さんは、そんな櫂に想いを寄せる令嬢を可憐に演じ、第二次世界大戦中の緊迫した空気にひと時の安らぎを。さらに、少女から大人の女性へと成長していく過程を丁寧に表現しました。
そして、開幕を目前に控えた主演の鈴木さんからメッセージが届きました。
鈴木拡樹 コメント
2年越しにしっかり初日を迎えることができました。
この作品を2年前から楽しみにしてくださっている皆さんのためにも、そして、今回、新しく知ってくださった方のためにも精一杯、最後まで届けていきたいと思います。
皆様、お楽しみください。
公式HP:https://www.tohostage.com/archimedes/