毎回さまざまなジャンルで活躍するゲストが集い、多彩な話題や事象を取り上げていくフジテレビのトーク番組『ボクらの時代』。

1月12日(日)は、ラグビー日本代表としてワールドカップを体験した廣瀬俊朗、田中史朗、松田力也が登場。3人は、収録のかしこまった雰囲気に照れ笑いをしながら席に着く。

廣瀬は2015年のワールドカップで田中とともに戦い、2016年に現役を引退。田中と松田が活躍し、史上初のベスト8を達成して日本中を熱狂させた2019年のワールドカップをチームの外から見ていた。

感激屋で涙もろいことで有名な田中は、ワールドカップ後のパレードでも観衆を見て「これだけのみなさんが集まってくださって本当にうれしい」と号泣。

廣瀬:フミ(田中)は…だってもうなぁ、(ワールドカップ中は)四六時中泣いてたんちゃうの?

田中:勝ったときは…。

廣瀬:試合以外は?

田中:試合以外は泣いてないです。

松田:あと、(ワールドカップ後、全日本のチームの)解散の時です。やばかったっすね。びっくりしましたよ。

田中:あれも、リーチマイケルが…。

田中は、11年間ほど一緒にラグビーをやってきた日本代表のキャプテンでもあるリーチマイケル選手の“ある姿”を見て感情が引っ張られたと話す。松田は、その時のチームの雰囲気と田中の様子について明かす。

また、田中と同じ伏見工業高校(京都)出身の松田は、田中の涙もろさは、高校の時に見たあの有名なドラマの影響があると語った。

田中と松田は、2019年のワールドカップで全試合スターティングメンバーではなかった。その時の心境とは――。

廣瀬:出たいと思ってたんでしょ、ワールドカップも。

松田:はい、それは思ってました。

田中:イライライライラしてましたよ。

廣瀬:はよ出せーって。

田中:だから、南アフリカ戦に早めに出た時は、やっぱパフォーマンスめっちゃ良かったですよ。

南アフリカ戦でのプレーを振り返り感じたこと、ベスト4以上を目指すにはどうすればいいのか、周囲の日本代表を見る目が変わってきたことなど、熱く語り合う。

一方で、ドラマ『ノーサイド・ゲーム』(TBS)で俳優デビューした廣瀬に対して、ふたりから突っ込みが。

田中:今でも「廣瀬」と呼ばれるより「(役名の)浜畑」のほうが多いんですか?

廣瀬:今はだいぶ(落ち着いてきた)…。ドラマ終わった瞬間は、「浜畑」しか言われへんかった。

田中:そうそう、言ってましたよね(笑)。

その後、ワールドカップの解説者として登場する回数が増えて、廣瀬の名前も浸透してきたという。

廣瀬:だけど、リーチマイケルは俺のことを…。

廣瀬が明かした、リーチマイケル選手の“おちゃめな勘違い”に一同大爆笑する。また廣瀬は、ドラマ出演に込めたラグビーワールドカップへの秘めた思いも明かす。

ほかにも「三世代同じ顔」という田中家の話題や、松田の将来家庭を築くことへの思いなど、今までなかなか聞くことができなかった、それぞれのプライベートトークにも注目だ。