女性が気になる話題について、スタジオで生討論を繰り広げるフジテレビ『NONSTOP!』の金曜恒例コーナー「NONSTOP!サミット」。

1月10日(金)の放送では、「帰省ブルー」「新年の誓いガッカリさん」といった年末年始にまつわる話題や、「未婚のシングルマザー」というテーマについて、MCの設楽統とゲストの千秋、井戸田潤、坂下千里子、庄司智春、三木哲男(婦人公論担当局長)が議論した。

嫁を悩ませる姑の行動は「教育の一環だから」と諦めるべき!?

年末年始の嫁たちを悩ませる「帰省ブルー」の話題でまず紹介されたのは、30代女性のお悩みだ。彼女は、正月のたびに嫌いな食材を姑から皿に取り分けられて、困っているという。

庄司は「夫の皿にそっと乗せればいい」と提案するが、「姑に絶対バレる」と女性陣が猛反対。「夫がその都度、母親に注意する」「むしろ姑に直接言う」など井戸田や千秋が解決策を話し合ったが、三木は「姑は“嫁の教育”のために出しているのだから、食べる以外の選択肢はない」とバッサリ。

ツイッターに上がっていた「揚げ物当番を任せられて座って食事をするヒマもない」などの嫁の不満に対しても、三木は「姑が通ってきた道だから」と、簡単に解決できる問題ではないと私見を述べた。

また、「帰省した際に夫が同級生と飲みに行き、義父母と家に取り残された」という40代女性のエピソードも登場した。

「正月くらいしか友達と会う機会はないから、自分も飲みに出てしまう」と言う井戸田に、坂下は思わず冷たい視線を。庄司は「奥さんの実家に一人で残される気分を考えたら…」と嫁の立場に寄り添った。

千秋が「夫の気持ちもわかるけど、飲みに出るなら一人で帰省すればいいのでは?」と別の視点から意見を述べると、次第に「帰省ブルー」の要因は夫にもあるという流れに。

自宅に帰った時に「ありがとう」のひと言があるだけでも気分が違うというツイッターの投稿を受けて、三木は帰省の帰り道に豪華旅館での一泊を妻にプレゼントするなど気を遣ってきたことを告白した。

また視聴者からは、「自分の実家に帰ると、母が口うるさくてブルーになる」という意見も。一方で、嫁が何も働かず大変だという70代女性からの「帰省されブルー」のエピソードも登場した。

番組公式SNSでは、「私よりもひどい待遇の嫁、いっぱいいた!」など“帰省ブルーあるある”で盛り上がりを見せたが、一方で「姑と同居だから“帰省ブルー”がうらやましい」という声も見られた。

いつか叶えるつもりで新年の誓いは立てるべき?

新年早々立てた誓いを破ってしまった「新年の誓いガッカリさん」では、「100万円貯めると誓ったはずの妻が、浪費している」という30代男性の不満や、「ダイエットのためにランニングをすると家族に宣言したが続かず、ランニングしているフリをしてハンバーガーを食べてしまっている」という40代男性のガッカリエピソードが登場した。

坂下も「今年は子どもを大声で怒鳴らない“しっとり母さん”になると誓ったのに、1月4日に破ってしまった」と告白。それでも「誓いを守りたい気持ちは本当だから、温かく見守ってほしい」と訴えた。

しかし千秋は、「何も言わないよりは誓いを立てた方がマシなのかもしれないけど、守られないと裏切られた気持ちになる」とピシャリ。

井戸田と庄司は「自分のストレスになるから新年の誓いは言わない方がいい」と意見を述べ、SNSでも「どうせ守れないから誓いは立てない」という声が多く見られた。

ほか、現在増加中の「未婚のシングルマザー」についてもトーク。男性側の金銭感覚に不安を感じて「結婚せずに出産する覚悟」を決めたという2人の女性のエピソードが紹介されると、SNSには「番組で取り上げてくれてうれしい、励みになる」というシングルマザーの声が。

スタジオでは「好きだから結婚する」「子どもができたから結婚する」という既成概念よりも、子どもを守るための選択を尊重するべきだというトークの流れに。

SNSにも「子どもが幸せならどんな選択肢でもいいのではないか」などの意見が届いた。