清野菜名さんと松坂桃李さんがW主演を務める映画「耳をすませば」のジャパンプレミアイベントが、9月28日に行われ、清野さん、松坂さん、内⽥理央さん、安原琉那さん、中川翼さん、荒⽊⾶⽻さん、住友沙来さん、平川雄⼀朗監督が登壇しました。

この作品は、1989年に少⼥まんが雑誌「りぼん」で連載された同名の漫画が原作。中学時代に出会い、10年間遠距離恋愛を続ける⽉島雫(清野)と天沢聖司(松坂)のピュアで切ない恋を描く物語。

荒木飛羽&住友沙来『耳をすませば』の甘酸っぱい場面写真が解禁!

左から)平川雄⼀朗監督、荒⽊⾶⽻、安原琉那、清野菜名、松坂桃李、内⽥理央、中川翼、住友沙来

コロナ禍で、およそ2年半におよんだ撮影を振り返り、清野さんは「無事に今⽇を迎えられて本当にホッとしております」とニッコリ。

松坂さんは、「本当に(時間が)かかりました。⼤河ドラマ2本分の思いがこの作品に詰まっています。最後まで楽しんでいってください」と、会場の観客に呼びかけました。

イベント終了後に、清野さんと松坂さんに『めざましテレビ』の渡邊渚フジテレビアナウンサーがインタビューしました。

松坂桃李の中学時代「部活に明け暮れていました」

本作の内容にかけて、「どのような中学時代を過ごしていたのか」と聞かれた松坂さんは、「バスケ部だったんですけど、部活に明け暮れていました。シュートを外したら学校の周りを走らされて…そんな感じの毎日でした」と明かしました。

清野さんは、「私は、すごく目立ちたがり屋だったんですよ。いつも学級委員に手を挙げたりとか、生徒会に立候補したり、どうやったら目立てるのかと…」と答えると、松坂さんは「すごいね、意外!」と驚き。

渡邊アナが、「生徒会に入ってから成し遂げたことは?」と聞くと、清野さんは「生徒会には、受からなかった!」と笑いました。

松坂さんが「今、メチャクチャ目立つ仕事している!」と返すと、清野さんは「『よかったね』って自分に(言ってあげたい)」と微笑みました。

最後に、「中学時代の自分に声をかけるとしたら?」と質問されると、清野さんは「体を動かすっていう特技を生かすことができました!」とコメント。

松坂さんは「大学は辞めました。ただ、学費は全部払いました。安心してください(?)」と語り、周囲を笑わせました。

作品概要

読書が大好きで元気いっぱいな中学生の女の子・月島雫。彼女は図書貸出カードでよく見かける、ある名前が頭から離れなかった。

天沢聖司――全部私よりも先に読んでる――どんなひとなんだろう。

あるきっかけで“最悪の出会い”を果たした二人だが、聖司に大きな夢があることを知り、次第に惹かれていく雫。聖司に背中を押され、雫も自分の夢を胸に抱くようになったが、ある日聖司から夢を叶えるためイタリアに渡ると打ち明けられ、離れ離れになってもそれぞれの夢を追いかけ、また必ず会おうと誓い合う。

それから10年の時が流れた1998年。雫は児童書の編集者として出版社で働きながら夢を追い続けていたが、思うようにいかずもがいていた。

もう駄目なのかも知れない――そんな気持ちが大きくなる度に、遠く離れたイタリアで奮闘する聖司を思い、自分を奮い立たせていた。

一方の聖司も順風満帆ではなかった。戸惑い、もどかしい日々を送っていたが、聖司にとっての支えも同じく雫であった。

ある日、雫は仕事で大きなミスをしてしまい、仕事か夢のどちらを取るか選択を迫られる。答えを見つけに向かった先は…。

映画「⽿をすませば」は、10月14日(金)より、全国公開。
©柊あおい/集英社 ©2022『⽿をすませば』製作委員会
配給︓ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント/松⽵