鈴木唯アナウンサーと堤礼実アナウンサーが、カレンダープロデュースの苦労を明かしました。

フジテレビの女性アナウンサー17人が登場する「フジテレビアナウンサーカレンダー2023~Aurora~」。

第10弾となる2023年度版は、前作に続き女性ファッション誌「JJ」(光文社)とのコラボで制作。入社9年目の永島優美アナウンサーを筆頭に、総勢17人が華やかに登場します。

<2022年度版フジテレビ女性アナウンサーカレンダー記事>

プロデュースは、入社7年目の鈴木唯アナウンサーと堤礼実アナウンサーが担当。各月を飾るアナウンサーの選定、衣装や構図の打ち合わせ、撮影当日には、ポージングや表情の指示、月ごとにアイテムを用意するなど、「JJ」スタッフとともに細部にまでこだわり抜き、制作に携わりました。

「フジテレビアナウンサーカレンダー2023~Aurora~」の表紙(中面のイメージとは異なります)
上段左から)杉原千尋&佐久間みなみ、小澤陽子、小山内鈴奈
2段目左から)渡邊 渚&新美有加、宮司愛海、海老原優香
3段目左から)竹俣 紅、永島優美、堤 礼実&鈴木 唯
4段目左から)松﨑涼佳&岸本理沙、井上清華&小室瑛莉子、藤本万梨乃

フジテレビュー!!では、2日間にわたって行われたカレンダー撮影をWEBメディアとして独占取材。その模様を動画とともに月別に紹介します。また、撮影後、各アナウンサーに今回のカレンダー撮影の感想や「2023年の目標」なども聞きました。

<2021年度版フジテレビ女性アナウンサーカレンダーの記事はこちら>

<8月 鈴木唯アナ&堤礼実アナ>

8月を飾るのは、鈴木アナウンサーと堤アナウンサー。花に囲まれたアンニュイな雰囲気のなか、撮影に挑みました。

<鈴木唯アナ&堤礼実アナ インタビュー>

――プロデューサーのおふたりは、8月に登場します。花に囲まれての撮影でしたが、どうプロデュースしようと思いましたか?

鈴木:実はこれ、我々のアイデアではないんです。

堤:やはり自分たちのこととなると、何がいいのかわからなくなってしまい(苦笑)。結局、「JJ」さんのほうからいろいろとアイデアをいただきまして、ここに落ち着いたという。

鈴木:白い衣装を着て、お花の中に寝そべって…みたいなことは聞いていましたけど、詳しくは当日、スタジオに入って決めていく、みたいな感じでした。

堤:お花に囲まれるというのもそうですけど、寝そべって写真を撮ってもらう機会はあまりないと思うので、そういう意味でも、不思議というかレアな感覚でした。どう写るかということより、動くとお花の角度が変わったり、つぶしてしまったりするので、動けなかったよね。

鈴木アナと頭をくっつけたまま、ボーっとしてて。

鈴木:(堤アナが)ちょっと寝そうになってたよね(笑)。お花もそうだし、ずっと撮ってもらってると髪がどんどん広がっていっちゃって、ヘアメイクさんが直すのが大変そうでした。

上)堤礼実アナ、下)鈴木唯アナ

――完成したページを見ての感想は?

堤:今回、「Aurora(オーロラ)」というテーマのもと、「かわいらしさ」や「柔らかさ」を意識してプロデュースさせてもらいました。月ごとにテイストがまったく違うんですけど、なかでも、私たちのページは、すごく華やかにしていただいて。

自分たちが持つ柔らかさが引き出されていたらいいな、と思いました。

鈴木:「アナウンサーなのにファッション誌に出てるつもりかよ」とツッコまれそうなくらい(笑)、素敵に撮っていただきました。

ああいう撮影の仕方は、私たちのなかからは出てこなかったので、改めてプロの方のアイデアと、それを実行させる力を感じました。

――ちょっと口が開いているなど、表情も雰囲気がありますね。

堤:そこも、「あ」と「え」の間みたいな口をして、と指示をいただきました。

鈴木:恥ずかしかった~(笑)。

――お互いの表情を見ての感想は?

鈴木:さすが、お手の物ですね(笑)。

堤:お手の物じゃないわ!(笑)こういうの一番苦手なんだから。

鈴木:苦手な人の表情に見えない。

堤:でも、表情でいうと、我々もそうですし、ほかの月のすべてのアナウンサーが「こんな表情するんだ!」というような顔で写っていると思います。鈴木アナは同期ですけど、今回の撮影を通じて、見たことがない表情が多くて発見がありました。

――今回、初プロデュースを担当してみての感想は?

堤:大変でした(苦笑)。でも、「JJ」スタッフのみなさんと、アナウンサー室の先輩・後輩全員が同じ方向を見て撮影できたな、というのを感じています。できあがったものを見ても、今回のような雰囲気のアナウンサーカレンダーは、私が知る限りなかったと思うので、みんなの新しい一面が引き出せているんじゃないかと思っています。

鈴木:最初は、「この人にこのアイテムを合わせたらかわいいんじゃないか」という感じで決めましたが、実際、それをどう使って、どう撮ればかわいく、柔らかい雰囲気で見せられるのか、イメージするのが難しかったです。

実際に現場で撮ってみないとわからないことも多かったので、背景の色ひとつにしても、「違うな」と思ったら、色を変えて撮り直しをさせてもらったりして。そこを模索するのが大変でした。

堤:私は、自分のなかに「こうしたい」というイメージがあって、そこに向かって突っ走っちゃうこともあったんですけど、そこを鈴木アナがうまく引き留めてくれることもありました。そういう意味で、このふたりでバランスをとりながらできたという意味では、大変ではありましたけれども、楽しんでやらせていただきました。

――2022年は、振り返るとどんな年でしたか?

鈴木:入社して少し経って以来、ずっとスポーツ番組を担当していたんですけど、それが変わって『ポップUP!』に移ったのが、自分のなかでは結構大きなことでした。これまで、良くも悪くも、同じペースで日々を過ごしてきたのを、久々に違うペース、違う気持ちで過ごせるようになって。

何か新しいことをやってみたいと思っていたタイミングだったので、よかったな、って。新鮮な気持ちになれました。

堤:今回のカレンダーのプロデュースもそうですし、新しい挑戦をたくさんさせてもらった1年でした。今までアナウンサーとして、プレゼンや中継をあまり経験することなく7年目を迎えてしまったのを、今年は、『めざまし8』でも、原稿を読むだけではなく、ニュース、お天気、プレゼン、中継と、“自分の言葉で伝える”機会がすごく増えたんです。

そうすると、使う頭が違ってくるので、苦戦する部分もあるのですが、アナウンサーとして第二段階といいますか、新たな扉を開けられた年だったと思います。

――2023年にプライベートで挑戦したいことを教えてください。

鈴木:それは、我々は来年、なんということか、30歳になる年なので、毎年言っている気がしますけど、来年こそ大人の女性になる、という。

堤:そういうこと?そんなざっくりでいいの?

鈴木:ざっくりって…。まず、外見は、(すでに)大人の女性になった感ないですか?髪を切って。

堤:変わってないよ、あんまり。

鈴木:え!?

堤:なんだったら若返ってるから!

鈴木:うっそー。うーん…プライベートか。あ!盆栽やってみたいんですよね。盆栽自体もそうですが、それを楽しめるくらい心にゆとりを持って生活したいという…。

堤:私は、資格を取ったり、料理をしたりっていうことができたらいいな、と思っています。今年、以前から興味のあった漢方の資格を取ったんですけど、試験に合格するために勉強するって、大人になるとなかなかないじゃないですか。それをやったら、意外と楽しかったんです。

漢方は、健康や美容のためになり、役立つものですし、新しい世界を知ることができたのも興味深かった。普段バタバタして余裕がないからこそ、時間を作って勉強したり、無心になって料理したりすることで、発散もできますし。来年も、何か資格が取れたらいいな、と思っています。

<カレンダー概要>

「フジテレビアナウンサーカレンダー2023~Aurora~」

販売価格:2300円(税別)
発売中:フジテレビショップ、フジテレビ公式通販サイト「フジテレビe!ショップ」、全国書店にて。

※「フジテレビe!ショップ」、kokodeブックスでは、限定版も販売。

URL:https://www.fujitv.co.jp/announcer-calendar/