Hey! Say! JUMPの薮宏太が主演を務めるミュージカル「ジョセフ・アンド・アメージング・テクニカラー・ドリームコート」の製作発表が、1月16日(木)に行われた。
(※3月31日現在、新型コロナウイルスの影響で東京公演は中止・大阪公演の対応は未定)
本作は「キャッツ」や「オペラ座の怪人」を生み出した作曲家アンドリュー・ロイド=ウェバーと、「エビータ」「ライオンキング」などの作詞を手掛けたティム・ライスが初めてタッグを組んで生み出した両巨匠の原点ともいえるミュージカル。旧約聖書「創世記」の「ジョセフの物語」をベースに、波乱に満ちたジョセフの人生が全編楽曲で綴られる。
主人公・ジョセフを務める藪は、東京公演の会場となる日生劇場を「(ジャニーズ)Jr.時代から立たせて頂いた舞台で思い入れが強い」と振り返りながら、「ジョセフの人を思いやる気持ちや、人の痛みがわかるという気持ちを、この作品を通して誠心誠意伝えられたら」と意気込みを語る。
物語の進行を歌で導くナレーター役をWキャストで務めるすみれとシルビア・グラブはそれぞれ「楽しいミュージックでミュージカル」(すみれ)、「大人から子供まで楽しめる」(シルビア)と作品を紹介。王・ファラオを演じる小西遼生は「王を演じるのはわくわくする」と期待を口にし、芋洗坂係長としても活動する小浦一優は「私のシーンが癒しになれば」と話した。
そんな中、ジョセフの12人の兄弟の末っ子を演じるジャニーズJr.の少年忍者のメンバー、元木湧は、緊張からマイクのスイッチを入れずに話し始めてしまい、藪から「わざとだな(笑)」とツッコミを入れられながらも、今回が本格的なミュージカルには初出演ということもあり「自分への期待が高まってすごくわくわくしてます。いろいろ先輩方からも学べたらと思います!」と元気よくコメントした。
また、心筋梗塞で活動を休止していた村井國夫は元気な姿を見せ、「私、浄土真宗になりますので、旧約聖書のことはよくわからない」と言って、開口一番、会場の取材陣を笑わせると、ジョセフを含む12人の子供を持つ父親役ということで「精力を持ってやっていきたい」と笑顔で語った。
藪と元木は同じジャニーズ事務所の先輩・後輩の関係となるが、「ちゃんとしゃべるのは初めて」(藪)とこのと。藪は元木が18歳と知ると、「言いたくないけど一回り(離れてる)。 意外と僕もこの仕事をやらせて頂いているんだなって」と苦笑い。
元木は藪について「信頼しています。話したことはほとんどなんですけど」コメントして、周りから総ツッコミを受けると、慌ててSnow Manの佐久間大介らの先輩から、藪が優しいという話を聞いていたからと理由を話し「安心してやれそうです」と藪への想いを明かしていた。
本作は全編歌で、セリフのないミュージカルということで「説得力のある歌を歌わなくちゃいけないっていうのは挑戦にもなります。歌の意味をちゃんと理解した上で、お客様にその楽曲の素晴らしさを伝えながら、ストーリーの意味を込められるように精進したい」とやる気を見せる藪。「本当に素敵な作品を素敵なキャストでやれることに喜びを感じています。子供から大人まで幅広い世代の方に楽しめる作品になっているので、ぜひ劇場に足をお運びください」とアピールした。
最新情報は、ミュージカル「ジョセフ・アンド・アメージング・テクニカラー・ドリームコート」公式サイトまで。