岡田准一さんが主演を務める映画「ヘルドッグス」の公開御礼舞台挨拶が9月22日に行われ、岡田さん、坂口健太郎さん、原田眞人監督が登壇しました。
この作品は、深町秋生さんによる小説「ヘルドッグス 地獄の犬たち」が原作。元警官・兼高昭吾(岡田さん)が相性98%のイカれた相棒・室岡秀喜(坂口さん)と共に、秘められたミッションのためにヤクザ組織を上り詰めるノンストップ・クライム・エンターテインメント。
岡田准一&坂口健太郎「本当の相性は25%くらい」
イベントでは、SNSに寄せられた本作の感想コメントが紹介されました。
本作を観た観客から寄せられた「デートにちょうど良いといった、“コミュニケーションツールにちょうど良い映画”であること拒否した作品。俺はこれが好きなんだという原田監督ワールド全開の作品。ハマれば至福」というコメントを聞いた岡田さんは「ハマれば至福ですよね。間違えてもデートでくるんじゃねぇぞ」と発言し、笑いを誘いました。
坂口さんは、映画の反響について「感想を言ってくれる方の勢いがすごい」と話し、「凄まじいものを作ったんだなと浸透してきた気がしています」と笑顔を見せました。
さらにイベントでは、映画観賞後のお客さんからの質問に答える場面も。
「男臭い映画ですが、魅力的な女性キャラもたくさん。特に気に入っているキャラクターは?」と聞かれた岡田さんは、最強の女殺し屋・ルカ役を演じた中島亜梨沙さんをあげて「監督に『芝居がいいから鍛えておいて』と言われて1年半くらい(岡田さんがアクションを)教えていて、彼女が最後まで頑張ってなんとか撮りきれた」と説明。
中島さんは、アクション経験がないところからのスタートだったそうで、岡田さんは「ボロボロになるくらい頑張っていたんですけど…確かに、1年半鍛えたからといって、僕と戦うってなったら」とニヤリ。
岡田さんは「『怖かったです』っておっしゃってたんですけど、それを乗り越えて役作りをしてくれて、現場では拍手が起こるくらいでした」と話しました。
坂口さんも「1年半であそこまでできるのはすごい。最初から動ける方なのかなと思うくらいでした」とそのクオリティを絶賛しました。
最後に、“相性98%”と紹介されている、2人が演じる兼高と室岡のキャラクターについて、「100%から2%足りないところは?」と質問されると、坂口さんは「宣伝活動で、一緒に相性診断みたいなのをよくやっているんですけど、毎回低いんです」とコメント。
岡田さんは「本当の相性は25%くらいです」と明かし、笑いました。
作品概要
復讐のみに生きてきた兼高(岡田准一)は、その獰猛さゆえに警察に目をつけられ、関東最大のヤクザ組織へ潜入させられるハメに。
任務は、組織の若きトップ・十朱(MIYAVI)が持つ“秘密ファイル”の奪取。警察の調査で相性が最も高い室岡(坂口健太郎)との接触を手始めに、着実に、かつ猛スピードで組織を上り詰めるが、その先には誰も予想できない結末が待っていた。
映画「ヘルドッグス」は、全国公開中。
配給:東映 ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
©2022「ヘルドッグス」製作委員会