相葉雅紀さんが主演を務める映画「“それ”がいる森」の公開直前イベントが9月20日に行われ、相葉さん、松本穂香さん、尾形貴弘さん(パンサー)、島田秀平さんが登壇しました。
この作品は、新時代のホラーエンターテインメント作品。
不可解な怪奇現象が多発するという実在の森を舞台に、 実際に数々の“それ”を見たという目撃情報をベースに、主人公たちが得体の知れない“それ”に遭遇するという未知の恐怖を描きます。
相葉雅紀「あのときはたぶん呪われていた」過去の恐怖体験を告白
松本穂香「最近は怪談を聞きながら散歩している」
イベントでは、島田さんと尾形さんがそれぞれ怪談話を披露することに。
怪談について、相葉さんは「僕はあまり得意じゃないので、あまり聞かないんですけど」とつぶやくも、「穂香ちゃんが得意で、さっき裏で3人で意気投合してました」と紹介。
松本さんは「そうなんです。ホラー映画も好きなんですけど、最近は怪談を聞きながら散歩しているくらい好きで」と明かしました。
まず、島田さんが、過去に女性が亡くなった森で心霊番組の撮影をしていると、肩にその女性の霊を連れてきてしまったという実話を披露。
島田さんの巧みな話術に、相葉さんが「怖いよ。プロだもん、擬音のやり方とかこの言葉は置いてくるとか、すごい技術ですね、ずるいわー」と称賛。尾形さんも「わざと間を空けたり、ずるいな」と乗っかると、島田さんは「リアクションがおかしいですよ」とツッコミました。
松本さんが「鳥肌が立ちました。島田さんの怪談は怖いんですけど、その奥で尾形さんの怖がる顔が散らついて…」とコメントすると、相葉さんが「邪魔だった?」と答えを誘い、松本さんは「ちょっと邪魔だった…」と認めました。
そして尾形さんは、「幼少期にコタツの中から見たという赤鬼」の話を、身振り手振りを加え熱弁。
動き回りながら語る尾形さんに、相葉さんは「ちょっとアクリルの意味ないから、前に来ないでください。そればっかり気になっちゃって」と指摘し、松本さんは「熱量は感じました」と感想を。
尾形さんは「怪談、ムズいわ!」と声を上げました。
ホラー映画で、よく地下室に行ってしまう理由は…
その後、相葉さん、松本さん、尾形さんが、“ホラー川柳”を発表することに。
「二人部屋 会話の相手は 三人目」と書いた相葉さんは、「櫻井(翔)くんと二人部屋だったんですけど、僕がシャワーを浴びてるときにすごく話しかけてくるんですよ。『ちょっと待って、今頭洗ってるからあとで、あとで聞くから』って言っても、聞き取れない声で話しかけてきて。浴び終わって、外に出て『翔ちゃん、何?』と話しかけたら、『えっ、何もしゃべってないよ?』って言われて。『誰に話しかけられてたんだろう?』っていうのが、イタリアのホテルでありました」とエピソードを。
相葉さんは以前、嵐で心霊ロケをやっていたときに、「イタリアにミイラを見にいく」という企画中だったことを補足すると、島田さんは「もしかして連れて帰ってきちゃったんじゃないですか?」と予想。
相葉さんは「ありえますよね。当時はいろいろなことがあったので、そのときはもしかしたら連れてきてたのかもしれない」と振り返りました。
松本さんは「地下怖い ホラー映画の 見過ぎです」と読み、「ホラー映画を見てると、地下室がよく出てきて、絶対行っちゃダメなのに、行くじゃないですか。いつも『行くな、行くな!』と思いながら、見ちゃう」と紹介。
島田さんは、「地下って、密室ですし、湿気が溜まりやすくて不思議なことが起こりやすい。なんで行っちゃうかというと、“心霊番組あるある”なんですけど、『呼ばれてしまう』ということがあるみたいです」と語ると、相葉さんは「引っ張られちゃうんだ、こわ…」と、リアクションをとりました。
ラストの尾形さんは「テレビ消え 犬娘泣き出す マイホーム」というもの。なんでも尾形家では、急にテレビが消えたり、壁に向かって犬が吠えたり、娘が壁を指差して「おじさん怖い」と泣いたり…と不思議なことが起きるそう。
尾形さんは「リフォームをしたことで、霊の通り道を塞いでしまったそうで、家に溜まっているんですよ」と明かすも、「(それによって)別に悪いことも起きてないし、運もいいので払わずに、みんなで部屋で楽しく過ごしています」と受け入れているそうです。
映画「“それ”がいる森」は、9月30日(金)全国公開。
©️2022「“それ”がいる森」製作委員会