新田正樹(中島裕翔)のもとに、服役中の元同僚・加賀美理(眞島秀和)から手紙が届く。手紙には「すぐそばに禍が迫っている。過去からは、逃れられない」と書かれていた。

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加賀美と接見した正樹は、手紙の言葉の意味を尋ねた。加賀美はそれには答えず、愛菜美(比嘉愛未)との結婚や現在正樹が和泉冴(吉川愛)と交際していることに触れ「あの時、俺が言った通りになったな」と告げる。

一方、「コアスパーク」社長の路加雄介(佐藤隆太)は「セカプリ」の顧客情報流出の責任をとり、代表の座を退くと発表。冴は、行方がわからない木之本(清水伸)が関係しているのではないかと路加に告げる。

だが路加は「カリスマ社長をやるのも飽きてきた」などと言って出て行ってしまう。

「モノリスエステート」社長の碓井賢治(光石研)は、路加の謝罪動画を見て喜んでいた。

「これでもう私がこの会社にいる必要はないのでは?」と賢治に問う正樹。すると賢治は「これが最後だ」といって正樹に書類を渡す。

それは、正樹の父・秀雄(神保悟志)が理事長を務めていた学校法人『立秀学園』の土地の売買契約書だった。

アルバイトから戻った冴は、自室に母・静(富田靖子)がいることを知って驚く。だが、冴が部屋を出て行こうとすると、背後で突然、静が倒れた。

冴は静が搬送された病院で、彼女が3年前に胃がんの手術をしており、昨年再発したと聞かされる。

そんな中、賢治からの指示を受けた正樹は、5年ぶりに実家を訪れるが…。