9月8日、ミュージカル「DREAM BOYS」の初日会見が行われ、主演のSexy Zone・菊池風磨さん、ライバル役のSixTONES・田中樹さん、少年忍者(ヴァサイェガ渉さん、川﨑皇輝さん、北川拓実さん、織山尚大さん、黒田光輝さん)が出席しました。
“ドリボ”こと「DREAM BOYS」は、2004年に滝沢秀明氏が主演した初演以来、亀梨和也さん、玉森裕太さん、中山優馬さん、岸優太さんと、ジャニーズの最旬アーティストによって演じ継がれてきた作品。
主人公を演じる菊池さん、主人公のライバル、チャンプ役の田中さんのほかにも、ジャニーズJr.の7 MEN 侍や少年忍者ら進境著しい若手も参加します。
昨年は、新型コロナ禍の影響で、一幕構成となり割愛された場面もありましたが、今作は二幕構成となり、登場人物の心情をさらに追求できる構成となっています。初演を経て、進化した菊池さんと田中さんの再演に注目です。
舞台初日を前にそれぞれの意気込みを語る
初日を迎えた心境を聞かれた菊池さんは「去年に引き続き、こうして幕を開けることができて嬉しく思っています」と挨拶。
「去年は欠席するメンバーもいたので、フルメンバーで初日から立てることも嬉しく思いますし、体調にも怪我にも気をつけて、最後まで元気いっぱいの『DREAM BOYS』をお届けできたらと思います」と笑顔を見せました。
田中さんは「去年は、僕たち100点のものが作れたと思っているので、同様に、満点のものを作り上げることを意識しました」とコメント。
菊池さんが「200点目指せよ!」とツッコミむと、田中さんは「キャパオーバーで疲れちゃう…」と仲の良いやりとりを交わしました。
田中さんは続けて、「(前作と比べて)二幕制になったという違いがあり、より深く一つ一つのシーンが深みを持ってお届けできると思いますので、この作品の世界観に浸っていただけたら」と話しました。
川﨑さんは「去年からこの作品に出演させていただいて、2年目になるのですが、今年も出演できるというのを聞いて嬉しかったですし、今年も少年忍者としても、Jr.としても、全力で盛り上げたいなという意気込みで、本番も頑張りたいです」とコメント。
後輩・川﨑さんのコメント力に、菊池さんは「落ち着き方が30代だよね」と感心しました。
織山さんは「この作品は、もともとずっと出たかったミュージカル作品なので、今年もできるということがすごく嬉しいです。(菊池)風磨くんも(田中)樹くんも、稽古のときから優しくしてくださったので、苦なく楽しく毎日できています」と笑顔。
菊池さんと田中さんは「優しくした?」「俺はしてない」と小声で確認し始め、織山さんの発言を「嘘ついてます」と否定。織山さんは「そんなことはないです…」とたじたじになっていました。
ヴァサイェガさんは「風磨くんと樹くんは、小さい頃から仲良くさせていただいて、大好きな先輩なので一緒に出演できて嬉しいですし、去年よりパワーアップしたものを見せれたらいいなと思います」とコメント。
菊池さんは「そんなに言うんだったら身長もっと遠慮しろよ(笑)」と笑わせました。
北川さんは「お芝居もパフォーマンスも、もっと成長した姿を見せたいですし、先輩の姿を見て吸収できるものはたくさん吸収して勉強させていただきたいと思います」、黒田さんは「少年忍者と7 MEN 侍で先輩たちを推しつつ、素晴らしい舞台を盛り上げていきたいなと思います」と意気込みました。
演出を手がける堂本光一さんについて、なかなか会えなかったという菊池さんは「人形に囲まれて彷徨うというシーンで、去年は『葛藤している感じで迷え』って言われていたので、今年も稽古場でそれをやったんですけど『なんでお前そんなに彷徨ってんだ』って振付師伝いで言われました」と報告。
そんな堂本さんから、2人は初日を前に「しっかりね」とスタッフ伝いにメッセージをもらったそうで、田中さんは「風磨が『光一くんもね』と言っていました」と暴露。「ぜひ、届いてほしいですね」とニヤリと笑うと、菊池さんは「光一くんのおかげです」と深くお辞儀しました。
川﨑さんは「(少年忍者で)去年よりも役の理解を深めていこうというモチベーションで稽古に励んでいて、個性の強いキャラクターばかりなのでそれぞれが目立つように意識していました」とコメント。
その中でも、織山さんは、セリフにある「セクシーだ」の言い方を「毎回変えている」そうで、理由について「考え込まなくていい『セクシーは無限』」とアドバイスを受けたことを説明。
すると、菊池さんが「中島(健人)みたいなこと言うじゃん」と反応。
織山さんが「稽古場で『セクシーサンキュー』って言ったら、『寒い…』みたいな感じになった」と明かすと、菊池さんは「(それは)さすがに中島が(スベッたみたいで)かわいそうだ」と擁護しました。