南沙良さんが“推し”への愛情をアピールしました。

南沙良さんが主演し、大西流星さん(なにわ男子)が共演した映画「この子は邪悪」の公開記念舞台挨拶が9月3日に東京・新宿バルト9で行われ、南さん、大西さんのほか、渡辺さくらさん、片岡翔監督が出席しました。

本作は、かつて一家で交通事故に遭い、心に傷を負った窪花(南)が主人公。心理療法室を営む父・司朗(玉木宏)は脚に障害が残り、母・繭子(桜井ユキ)は植物状態に。妹の月(渡辺)は額に火傷を負います。

そんな花の前に、自分の母の奇病の原因を探る少年・四井純(大西)が現れ、心を通わせていく一方で、繭子が5年ぶりに目を覚まし、司朗に連れられて帰宅。しかし、花は繭子に違和感を抱き…というストーリーです。

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渡辺さくら 大西流星とのほっこり話を披露

台本を読んだときの印象を問われると、南さんは「先の展開がよめなくて、この後どうなるんだろうと思いながらページをめくっていました」といい、「映像になると不穏さと緊張感が増して、楽しんで見させていただきました」と完成した作品を見た感想を語りました。

南沙良

大西さんは「初めて台本を読んだときは、これをどう表現するんやろうって感じたんですけど、完成したものを見たら、監督さんがつくりたかったのはこういう作品だったんやっていうのがスクリーンからドーンと伝わってきて、めちゃめちゃゾクゾクしました。正解を見つけられた感じがして、楽しかったです」とコメントしました。

大西流星

南さんや大西さんと共演した感想を聞かれた渡辺さんは、「沙良さんのことが大好きだったので、クランクアップの日に悲しくなって泣いちゃったんですけど、そしたら沙良さんが『また会えるからね』となぐさめてくれたんです。今日、また会えたのでとてもうれしかった」とニッコリ。

続けて、「大西さんは、撮影の合間に私が暇そうにしていたら『手遊びする?』と声をかけてくれて、ずいずいずっころばしをして遊んだことが楽しかった」とほっこりエピソードを披露。

これに大西さんは「頑張って(現場を)盛り上げようとしていました」とはにかみました。

渡辺さくら

南沙良&大西流星 仮面の下に隠された素顔を告白

劇中、顔に火傷を負った月が仮面をつけていることから、「実は仮面をとると、私〇〇なんです」というお題に回答することに。

南さんが「私は仮面を取ると、実はテンションが高いです。“推し活”をしているときは、すごくアクティブになって爆アゲ」と明かすと、大西さんは(テンションが上がっている南さんの姿を)あまり見たことがないですし、信ぴょう性ゼロですね」と信じられないといった表情。

場内も大西さんと同様のリアクションで、これに南さんは「自分の中のボルテージは最高潮です。ちなみに推しは『ヒプノシスマイク オオサカ・ディビジョンの白膠木簓(ぬるで・ささら)』。皆さん、よかったらぜひ調べてみてください」とアピールしました。

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大西さんは「仮面を取ると、実は“おっさん”なんですよ。いつもはアイドルとしてキラキラ輝けるように頑張っていますけど、普段はオールバックで寝ぐせのまま、顔もむくんだまま現場に入っちゃう。コンビニへ行くときも半そでに半パンです」と答えました。

また、本作への出演について、なにわ男子メンバーの反応を問われると、「予告編が公開されたときに道枝駿佑が見てくれて、翌日会ったときに予告編の僕のセリフを全部覚えて、四井純くんになりきって披露してくれたんです。リアクションに困りましたけど、愛のあるメンバーやなと思いました」とうれしそうに話しました。

道枝駿佑が「僕のセリフを全部覚えていた」とスマイル

最後に、南さんは「この作品は見るたびに新しい発見があります。面白いと感じたら、ぜひまわりの方に広めていただけるとうれしいです」と呼びかけました。

配給:ハピネットファントム・スタジオ

©2022「この子は邪悪」製作委員会