三浦宏規さん、高野洸さん、小関裕太さん、牧島輝さんが舞台版「キングダム」に出演することが決定しました。

本作の原作は、2006年に週刊ヤングジャンプ(集英社刊)で連載がスタートし、既刊65巻の累計発行部数が9000万部を突破。2019年に、山﨑賢人さんや吉沢亮さんらが出演した実写映画が大ヒットし、その続編となる「キングダム2 遥かなる大地へ」が今年7月に公開され、現在も上映中です。

さまざまなメディアミックスを経て、社会現象といえる盛り上がりを巻き起こし続ける「キングダム」の新たな展開として、2023年2月、東京・帝国劇場にて初の舞台化が決定。演出は、帝劇で「ローマの休日」や「風と共に去りぬ」など、世界的名作を多数手がけてきた山田和也氏が担当します。

そして、出演には、未来のエンターテインメントを担うフレッシュな20代の4名が決定しました。

天下の大将軍を目指す、戦災孤児の少年・信を演じるのは、三浦宏規さんと高野洸さん。大人気2.5次元作品、ミュージカル『刀剣乱舞』で兄弟(三浦さん=髭切、高野さん=膝丸)に扮し、W主演公演も毎回、チケット争奪戦必至の人気コンテンツとなっています。

三浦さんは近年、ミュージカル「GREASE」や、舞台「千と千尋の神隠し」に出演しており、満を持しての帝劇初主演。

高野さんはダンスユニット・Dream5のメンバーとして、2014年『第65回 NHK紅白歌合戦』にも出場。グループ卒業後は、舞台「タンブリング」主演やアーティストとして活躍し、今回が帝劇初出演にして、初主演となります。

中華統一を目指す若き秦国王・嬴政と、信の親友でともに天下の大将軍を目指す漂の二役を演じるのは、小関裕太さんと牧島輝さん。

小関さんは、今年5月に上演されたミュージカル「四月は君の嘘」の主人公を繊細に演じ、牧島さんはミュージカル『刀剣乱舞』で大倶利伽羅役に扮し、人気急上昇中の若手俳優。いずれも待望の帝劇初登板となります。

そんな4人のキャストからメッセージが届きました。

三浦宏規 コメント

帝国劇場で「キングダム」が舞台になります。その初演の信役を演じさせていただきます。信の熱さ、そして、政や漂とのかけがえのない友情を皆様にしっかりと感じていただけるように、演出の山田和也さんをはじめ、とても信頼している高野洸くん、素晴らしいスタッフ、キャストの皆様と一緒にこの作品をつくっていけることが、今からとても楽しみです。

高野洸 コメント

初めて帝劇に立たせていただきます。多くの読者の皆さんが愛する「キングダム」の初舞台化、そして、僕は信の役ということでとても恐れ多いですが、信と同じような気持ちで、歴史に名を刻む覚悟でやりたいなと思っています。一人の少年が、やがて中華統一をはたしていく、その第一章の部分を、帝国劇場の舞台でやるということで、今から準備をしていきたいと思っております。

そして、信役をダブルで演じる三浦宏規は、信頼していますし、一緒に頑張っていけるような仲なので、今からとても楽しみです。「キングダム」初演を成功させたいと思います。

小関裕太 コメント

このたび、「キングダム」が帝国劇場で初めて舞台化されることになり、僕は政・漂役を演じさせていただくことになりました。春秋戦国時代を生き抜いた人々を描いているこの作品、時代は違えど、なんとなく舞台と共通している部分がある気がします。

同じ戦場で戦う中で、心の中で横一列になって手をつないで、一つの目的に向かっていくのは舞台と通じるのではないかと思います。物語と同じようにキャスト同士、檄を飛ばしあいながら、自分を鼓舞しながら、素晴らしい作品というゴールに向かって、突き進んでいきたいと思っています。

牧島輝 コメント

舞台「キングダム」の政・漂役で初めて帝国劇場に出演させていただきます。僕は漫画から入ったのですが、漫画の1巻のスタートが、信が大将軍になっているところから始まり、政も始皇帝になることが決まっている。どうなるのかがわかっているのに、こんなにワクワクできる、素晴らしい作品です。

政の役は大好きですけれど、この政なら始皇帝になれそうだなという希望を皆さんに感じとってもらえるように、立派に演じていきたいと思っています。

©原泰久/集英社