<あらすじ>
高校2年生の日置朝陽(藤本洸大)は、大きな問題に直面していた。クラスに友だちが一人もいないまま2ヵ月が経ち、修学旅行の班決めの日が来てしまったのだ。
途方に暮れていると、同じ中学出身の堀田颯斗(清水海李)から「俺らんとこ来ない?」と声をかけられた。堀田のグループのメンバー4人は、ハイスペックなイケメンぞろいで、「四天王」と呼ばれている。学外にもファンが多く、インスタのフォロワーは万単位という一軍だ。
圧倒的に爽やかなビジュアルで、一際目立つ存在のモテ男、渡会紬嵩(簡秀吉)。クールで近寄りがたい雰囲気の守崎尚哉(桜木雅哉)は、女子の沼化率No.1。人懐こい性格のかわいい系男子、仲里晴輝(福田歩汰)はムードメーカー。裏表のない性格でコミュ力お化けの堀田は、男子からも人気だ。
一方の日置は、平凡で目立たないタイプ。明らかな場違い感に「何かの間違いとか…」と後ずさりすると、「みんな合意の上だけど?」と、半ば強引に“仲良くないグループ”に入れられてしまう。
そして、不安と緊張で睡眠不足の状態で迎えた修学旅行当日。コンタクトレンズを落とした日置の手を渡会が躊躇なく握って歩いてくれるなど、不思議なほどに気にかけてくれる渡会の距離の近さに日置は困惑する。