道枝駿佑さん(なにわ男子)と福本莉子さんがW主演を務める映画「今夜、世界からこの恋が消えても」(通称:セカコイ)の初日舞台挨拶が、7月29日に行われ、道枝さん、福本さん、古川琴音さん、松本穂香さん、水野真紀さん、萩原聖人さん、三木孝浩監督が登壇しました。

左から)水野真紀、古川琴音、福本莉子、道枝駿佑、松本穂香、萩原聖人、三木孝浩監督

道枝駿佑、初主演作に「最初は見るのが怖かった」

【10枚】映画「今夜、世界からこの恋が消えても」初日舞台挨拶

イベントでは、映画のストーリーにちなみ、それぞれの“記憶に残しておきたいと思ったこと”を発表することに。

道枝さんは、本作の「電車でうとうとするシーン」と挙げて、「半目になってるからちゃんと目を閉じて」と監督から指摘を受けたことを告白。

「普段から寝るときに半目になっているのに、お芝居でも半目になるのかと。恥ずかしかったです」と苦笑いしました。

福本さんは、「ピクニックのシーン」を挙げて「サンドウィッチを食べていたら、とんびに持っていかれて。まさか狙われていると思ってなかったのでビックリしました」とエピソードを披露。

一緒にいた道枝さんも驚いたそうで、2人揃って「皆さん、湘南のとんびには気をつけてください」と呼びかけました。

「必死すぎて記憶がない」という古川さんは「2人(道枝・福本)の一番キレイな顔を見ていたのは私なんじゃないかな」とコメント。しかし、道枝さんと福本さんは「いやいやいや…」と謙遜しました。

松本さんは「ホテルのラウンジでお茶しながら話すシーン」を挙げて、「透(道枝さんの役名)がまっすぐ見つめてくれるんですけど、その目がまっすぐでピュアないい子なんだろうなって。あの瞳の美しさは、忘れられないです」とニッコリ。

萩原さんも「数センチ前の距離で道枝くんを見てたんです」と話し、「消そうにも消せない、真っ直ぐで美しくて忘れられないです」と明かしました。

水野さんは「花火大会での記憶ですね」と答え、「(本作の花火大会のシーンで)若いころ誰と行ったな、と思い出しました。映画を見て若い頃の記憶が蘇るので美活にいいと思います」とアピールしました。

作品概要

一日ごとに記憶を失ってしまう君と
忘れるはずがないほど、恋をした。

僕の人生は無色透明だった。真織と出会うまでは――。
クラスメイトに流されるまま、彼女に仕掛けた嘘の告白。しかし彼女は“お互い絶対に本気で好きにならないこと”を条件にその告白を受け入れた。そうして始まった偽りの恋。やがてそれが偽りとは言えなくなったころ――僕は知る。

「病気なんだ私。前向性健忘って言って、夜眠ると忘れちゃうの。一日にあったこと、全部」

彼女はその日の出来事を日記に記録して、朝目覚めたときに復習することで何とか記憶をつなぎとめていた。その日ごとに記憶を失ってしまい、明日が来ることを恐れながら生きる彼女と、一日限りの恋を積み重ねていく日々。

しかし僕には真織に伝えていないことがひとつだけある。だから、真織の幸せを守るために、僕は“ある作戦”を立てた。

映画「今夜、世界からこの恋が消えても」は、公開中。
©2022「今夜、世界からこの恋が消えても」製作委員会